2016年1月1日金曜日

復活マテウス・ロゼ

 昨今のアルコール節制のせいか、めっきり酒に弱くなったらしい。昨夜はビール小1缶にお銚子2本ほどを飲んだだけだが、すっかり酔ってしまった。年越し後の零時過ぎに、早々に床につく。

 明け方4時、暑くて目がさめた。2階の温度を見ると、21度近くもある。南国育ちのお嫁さんが泊まっているので、就寝時のボイラ温度設定をやや高めにして寝たが、予想よりも気温は下がっていない。
 暑すぎては寝苦しいだけなので、階下に降りて最低目盛に設定し直す。


 9時前には家族全員が起きだして、我が家にしては珍しく早く、9時半くらいから元旦の宴が始まる。前夜もさんざ食べて飲んだばかりだが、これぞ正月である。
 定番のオセチ料理がいつものように食卓に並ぶ。年末にテーブル天板をリメイクしたので、同じ料理でもいっそう美味そうに映えるから不思議。
 今年のナマモノは定番のマグロに加え、ホタテと北寄貝が並んだ。ホタテは妻の、北寄貝は私の希望である。
 仕事がバリバリあった時期にはアワビの酒蒸しが必ず並んだが、数年前からやめた。時に応じて酒も食べ物も、そして住まいも変わってゆく。


 そんななかで、唯一今年「復活」したものがある。以前に元旦の定番だった乾杯用のワイン、「マテウス・ロゼ」である。
 妻とスーパーで暮れの買物をしていたら、ワイン売場で偶然目に入った。ポルトガル製の発泡ワインで、口当たりがとてもいい。上品な桜色が正月気分に色を添える。

 新居に越してからは、いつの間にか小樽ワインのロゼに変わってしまったが、最近はこの小樽ワインロゼが手に入りにくくなり、似た色合いのシードルワインを買ったりしていた。
 ブログを調べても、前回の正月マテウス・ロゼがいつだったのか、記録に残っていない。以前は濃い緑色の瓶が特徴だったが、いつしか透明瓶に変わり、貼ってあるラベルも新しくなった。しかし、味は懐かしい昔のままだ。

 夜、長男夫婦を車で家に送り届けてから風呂に入り、体重を量ってみたら、この2日で1.5キロも太っていた。のんびりしつつ美味いものを飲み食いすれば太る。身体は正直だ。