2016年1月10日日曜日

年に一度の布団乾燥機

 先月の過密なライブ疲れが出たのか、このところちょっと風邪っぽい。症状は軽いが、鼻水やクシャミなどが時折出る。
 ヤセ我慢せずにインナータイツ(モモヒキ)を引っ張り出し、ウール100%の厚手セーターで武装。早めに風邪薬やショウガ湯など飲んで、水際で阻止しようと画策している。

 連日の寒さで布団も湿っているのか、夜中に何度もトイレに起きたりする。そこで寒さがピークに達するこの時期に例年やっている、布団乾燥機による強制布団乾燥を試みた。


 ずっと使っているのは、かなり前に父からもらった電気式の布団乾燥機。1985年にホームセンターで買ったと取説にある。30年も前のことだ。
 昭和工業製で、そもそも電気で布団を乾燥させるという概念自体が、まだ目新しかった時代だった。

 まだ充分に使える品を父が気前よくくれた理由は、新しもの好きの父が独断で買ってはみたが、消費電力610Wで最低1時間は連続運転させる必要があり、「電気代がもったいない」と、倹約家の母の反感をかったのではないか。
 調べてみたら、いまでも大手メーカー製の商品が多数ある。本体からの熱風をタイマーで制御し、フレキシブルホースでマットに吹き込むのが基本構造だが、いまはマットやホースが不要の新製品も発売されているらしい。
 ホース式は安いがホース部が傷みやすいとのクレームが多数みつかる。しかし、父からもらったこの乾燥機は使用頻度は少ないとはいえ、全く傷みがなく、いまだに普通に使える。

 乾燥時間はタイマーで最大3時間まで選べるが、いつも1時間しか運転しない。直後に布団の表面温度を測ってみたら、40度近くもあった。10時間後に再計測しても、まだ25度前後をキープ。夜に乾燥させると暑くて眠れないので、いつも起床直後に乾燥させている。