妻の血圧

　午前9時から地区センターで市の健康診断がある。組織に属していない高齢者予備軍なので、年一回は行くべきなのだが、つい行かずに済ませることも多かった。
　しかし、ガン告知以降のここ数年は、欠かさず行くようにしている。パート勤務をやめた妻も昨年から一緒に行くようになった。

　定期検査実行中の大腸ガン関連や、昨年精密検査を受けたばかりの心臓関連はパスし、尿検査や血液検査、レントゲン検査のみを受けた。
　結果が全て出るには時間がかかるが、その場で分かる項目には特に異常なし。昨年、急に1.7センチも伸びた身長は、ほぼ以前の数値に戻っていた。おそらく測定器に誤差があったのではないか。
　このところ増やそうと努力している体重は、昨年より0.5Kgの微増に留まった。手元にある2年前の計測値、55Kgに少しでも近づきたいが…。

　血圧も114〜76と全く問題なかったが、妻の血圧が180〜110と異常に高く、2度測っても大差なし。医師からは「1週間、朝晩2回測って、それでも高ければ病院に行くように」との指導を受ける。

　夕食後に自宅で再度測ってみたら、129〜83という平凡な数値。念のため同じ器械で私も測ってみたが、検診時とほぼ同じ数値だった。従って器械の誤差とは思えない。
　おそらくは「医師の前だと緊張で数値がハネ上がる」という妻の性格のせいではないか。1週間継続して様子を見よう。

　近づくキャンプに備え、灯油ストーブと灯油ランプの点検をする。同じ燃料なので、キャンプ場では密閉された灯油ストーブから、漏斗で灯油ランプに移して使う。使用後はその逆の手順で、灯油ランプは空にして運ぶ。その手順のおさらいをし、灯油ランプの着火テストも同時にやった。

　灯油ストーブの着火テストは春先の停電時にやったばかりなので、今回はパス。

　その後、床下からテントを引っ張りだし、掃除と点検を済ませる。雨天に備えて外テーブルを覆うように設置する予定なので、持参するのはパイプ枠と外カバーのみ。幾分軽くなる。

　車庫内で組立ててみたが、25年ぶりでも手法はちゃんと覚えていた。パーツの傷みもなく、問題なく使える。