およそ4年間使ったカッティングマットの傷みがひどく、買い換えることにした。今回で都合3枚目だが、使ってきたのは全てA3版。仕事柄、B4やA3のイラスト(建築パース)を数多く手がけてきたので、A3サイズは必須だった。
最初に買ったのは無印良品の品で、厚さは2ミリほど。裏面が硬い塩ビで、使えるのは表面のみ。しかし、かなり長持ちした。B3のイラストボードを半分に切ったり、仕上がったイラストにトレペのカバーをかける際に主に使ったので、使用頻度はそう多くなかった。
15年前くらいから手描きの仕事が激減し、CG主体になってから、めっきり出番が減った。最近になって使用頻度が再び増えたのは、2012年に出したオリジナルCD作成のため。歌詞カードやバックカバーを切り抜く作業に、カッティングマットが大活躍した。
酷使がたたったのか、はたまた耐用性が低かったのか、2枚目の品は持ちが悪く、あちこちに深い溝が出来てしまった。
そこで今回は厚さが3ミリの製品を選択。しかも裏面も使えるという、リバーシブルタイプだ。裏面は色が白で線がグレーだが、他の体裁は全く同じだ。単純計算で耐用年数が倍に増えることになる。
さらには、サイズが32×45センチと、短辺が通常より2センチ長い。これにより、A3の用紙を中央に置いても1センチ強の余裕が全周にできるので、作業性が高くなる。
価格はアマゾンで送料税込1,123円だった。
余談だが、使わなくなったカッティングマットは捨てずに保管しておき、ちょっとしたDIYに使っている。ライブで大活躍中の電子譜面ホルダーのベース材は、最初に買ったカッティングマットを切って使った。
大きめのクリップと併用して、クリップボードとして使ったこともある。工夫次第で、いろいろ使える。