そんな酷暑をついて、午後から遠方にある墓参りに行った。お盆は混むので、例年この時期に早めに行く。遅れるのはまずいが、早い分には問題ないだろう。
(調べてみたら、お盆期間中の墓参りは逆によくないらしい。早めが正解)
札幌南端にある霊園までは33キロほどあって、車で1時間20分かかった。あまりに暑いので、普段はほとんど使わないエアコンをフル稼働。しかし、高地にある霊園は風が吹き抜けて涼しい。
平地が暑いせいか、人影はほとんど見当たらない。草取りに励む従業員の姿だけが目立った。
今回、花は店では買わず、庭に咲いていたアジサイとフランス菊を持参。普段の仏花と違って華やかな赤や黄の色はないが、それなりに見られる。
他は型どおりの墓参グッズだが、初めての試みとして、先日アマゾンで買ったお経のCDを墓前で流すことにした。
あいにく電池式のCDラジカセがなく、CD音源をmp3に変換してマイクロSDに転送し、ライブ録音用に買ったICレコーダーに装着した。ICレコーダーのヘッドホン端子に、テレビ用の電池式サブスピーカーをつなぐ。これで音は出る。
合計7つのお経全部を流すと45分ほどかかって、さすがに長過ぎる。12分のお経を選んで流したが、静かな山間に流れる読経は、独特の荘厳な雰囲気を醸し出してくれた。亡き父も喜んでくれたはず。
帰路、六花亭真駒内店に寄って涼しい店内で珈琲を飲む。その後トライアルで買物を済ませ、18時過ぎに家に戻ったが、2階の窓を開け放して出たにも関わらず、出がけに32.5度まで上がっていた2階室温は、まだ30.5度もあって驚いた。
そもそも、2階室温が32度を超えた記憶がほとんどない。はっきりしない梅雨模様の天気が延々続いたと思いきや、今度は酷暑。体調管理に気を配ってないと、ひどい目にあう。