2015年8月6日木曜日

機材用段ボール箱を更新

 ライブの際、交流電源用のPA「ローランドCM-30」の運搬に使う段ボール箱の傷みが、このところ激しい。蓋の端部がボロボロで、もはや限界である。
 記録によると、現状の段ボール箱を使い始めたのが昨年12月のこと。数えてみたら、延べ18回のライブに使っていた。

 いつもは新品の段ボール箱を使うが、今回は手頃な空き容器を転用したので、耐用回数がやや下がった気がする。布製ガムテープで端部を補強して使ってはいたが、しょせんは紙。おおむね20回くらいの使用で寿命、と考えてよさそうだ。


 収納と移動にはこれまでずっと段ボール箱を使ってきた、これを機に丈夫な素材の箱に変えてみようかと探してみた。
 プラスチック製の収納箱や布製の工具箱、紙を布で覆った衣装箱など、考えられるあらゆる箱をあたってみたが、どれも帯に短したすきに長しで、決定打がない。
 問題になるのは大きさで、ローランドCM-30がまず入り、残ったスペースに他のこまごました備品が入ることが条件。サイズとしては内寸でW400×D300×H250くらいが理想だが、どれも大きすぎるか小さすぎる、といった状況だった。

 さんざ迷ったすえ、結局は安い段ボール箱でしばらく凌ぎ、適当な箱が見つかった時点で切換える、という長期作戦をとることにした。


 いつも行くホームセンターで、「硬質ダンボール」という丈夫な素材の箱を発見。見た目では違いが分からないが、長持ちしてくれることを期待しよう。

 サイズは内寸でW388×D308×H245。傷みそうな箇所を布製ガムテープで入念に補強し、さっそく機材一式を入れてみた。
 これまでの箱よりやや深いので、CM-30が縦にピタリ収まる。全体的に余裕があり、しかもコンパクトだ。重さも500g程度と、検討したどの素材よりも軽い。あれこれいっても、段ボールに代わる決定的な素材はないのかも…、と思ってしまう。
 この箱に入れる機材は以下の通り。厳選して絞り込んだもので、無駄なものはひとつもない。

・PA〜ローランドCM-30 ・エフェクターRFX300&ケーブル ・マイク&ケーブル ・電子譜面&ホルダ ・エレアコケーブル ・延長コード5m ・CM-30用電源ケーブル2.5m ・3口コンセント ・デジカメ ・水(300ml) ・ハンドタオル

 全重量は9,200gほどで、蓋を閉じて旅行バックから外した幅広ベルトで固定して運搬する。背中にはギター、左肩にはマイクスタントとPAスタンドを入れた袋をかけ、PAを2台使うときは、もうひとつバックを手に持つ。
(つまり、両手がふさがる)
 移動距離が長いと相当疲れるので、稀にキャリーカートを併用するが、基本的には手で下げて運ぶ。ライブも重労働、気力体力がないと、とても持たない。