建築デザイン系の仕事を精力的にこなしていた時期もそうだったが、オニのような忙しさが延々続いたかと思えば、ふっと抜けたように暇になる時期がよくあった。生活を趣味&ボランティア活動にシフト変更してからも似た傾向がある。その空いた時間をどう使うかだ。
空いた時間にやるべきリストは常に頭の中にあり、1)家事雑事 2)弾き語りの新境地開拓や反復練習 3)その他のデザインワーク 4)その他の趣味(読書など)といった優先順位。
家事雑事で残っているのは草刈りくらいなので、緊急性は低い。今日は2)に相当する弾き語りの新レパートリー開拓に時間をあてた。
10月下旬に地区センターで実施予定の3度目の「叙情歌サロン」に向けて、早くもリクエストをいただいている。
無理に場からリクエストを募らずに、友人知人から事前にリクエストを貰ったり、前回ライブの歌い残しを歌ったり、はたまた1曲目は館長さんからのリクエストにあてていたりもする。
場の流れでどうなるか分からないが、現時点で内定している第1ステージの曲は以下の通り。
「生活の柄」「池上線」「糸」「恋人よ」「時の流れに身をまかせ」「少年時代」「サヨナラ模様」
このうち、唯一レパートリーにないのが「サヨナラ模様」で、目下集中的に練習に励んでいる。
「サヨナラ模様」は歌も伴奏も自分には難しく、一度試みて断念した経緯がある。しかし、今回は親しい友人からのたっての希望だ。
前半と後半でガラリと曲調が変わる難曲だが、ギター伴奏の組合せを幾通りか変えつつ、試行錯誤。およその方向性は見えたが、難しい作業であることに変わりはない。
人生に何度か訪れるであろう「ふっと空いた時間」の使い道。これをいかに過ごすかで、その後の人生が大きく変わってゆく。そう思える。