1)胸部X線検査で、右胸に「胸膜肥厚」の所見
判定には「精密検査不要」とあり、来年も検査を受けましょう、とのこと。自覚症状はないが、20代の頃、右肺に「痕跡あり、自然治癒」と指摘されたことがある。もしかすると、同じ場所かもしれない。
春先に軽い傷みがあり、不安だった左胸には異常がなかった。ストレッチをすると改善するので、やはり肋間神経痛である可能性が高い。しかし、肺ガンは大腸ガンから転移しやすいという。しばらくは要注意だ。
2)「体重が少なめ」の所見
昨年も指摘されたが、太る努力はしているので、BMIはやや改善された。大腸ガンの手術で3キロやせてから、なかなか回復しない。
最近になってようやく53Kgまで戻したが、手術前の55Kgまでは、あと2Kg足りない。ご飯を多めにして、来春くらいまでには戻したい。
3)γ-GTP値に「要生活習慣注意」
これは昨年も指摘された肝機能に関わる数値で、以前は基準値が80未満だったが、2012年4月に50未満に変更されたという。今回は60で、以前なら許容範囲だったが、新基準ではNG。
γ-GTP値はアルコール摂取量と密接な関係があり、50を超えると「アルコール性肝障害」と診断されるとか。古い記録を調べたら49歳のときで43で、以降はすべて50を超えている。どうやら50歳を境に、肝機能がじょじょに衰え始めたようだ。
γ-GTP値が100を超えると厳格な節酒か禁酒が必要だが、まだその領域には達していない。大腸ガンの担当医からは、酒を減らすことを検査のたびに指摘され、手術以降は晩酌を3日飲んだら1回休むようにし、飲む量も半分に減らした。
その結果、昨年2月には88もあったγ-GTP値が、半年後の昨年8月には71に減り、さらに半年後の今年2月には、60まで下がった。
このペースなら今回の検査では確実に50以下になっているはず…、と期待していたが、結果は60のまま横ばい状態。つまりは、現状のアルコール摂取ペースではもはや限界で、さらなる節酒が必要ということになる。
目標値まではあと少しなので、今後は晩酌を2日飲んだら1回休むように変えようと思う。計算上はこれでアルコール量が10数%減ることになるが…、はてさて?
肺ガンに並んで、肝臓ガンも大腸ガンから転移しやすいといわれている。担当医がたびたび指摘する理由もおそらくそこだ。いずれは新婚時代のように、「酒は週末の2日間だけ」というペースになるかもしれないが、しばしの悪あがきである。