2014年10月1日水曜日

ICレコーダーと格闘

 昨日に引き続き、新オリジナルCDの録音作業に励む。録音は通常のライブ同様のセットで、ローランドCM-30を使ってやる。ただ、リバーブは使わずに、オーディオテクニカのミキサーから直接生音で取り込む。

 録音機器はサンヨーのICレコーダーPS501RMを使ってPCMで録るが、問題は音源を加工するために、パソコンに転送する手段。サンヨーのICレコーダーはなぜかマックに対応してなく、エミュレーターのバーチャルWindowsをその都度起動させ、2段階で転送させなくてはならない。
 そのバーチャルWindows、XPのときは非常に転送が早かったが、7になって初めて使ってみると、遅いこと遅いこと。まとめて転送するとエラーが出たりもし、効率が悪いことはなはだしい。

 ICレコーダーはmicroSDも使えるが、推奨型番でないせいか、録音中に音飛び続出。SDカードに保存できれば、カードリーダーを使って簡単にPC転送できるのだが、ファームウェアを更新してみても、音飛びは改善されない。
 class6以上のSDカードを新規に買えば使えそうな感じもするが、かなり高価だし、届くまでに作業が中断してしまう。


 ふと思いついて、凍結してあったバーチャルWindowsのXPを起動してみた。ネット接続はソフト上で遮断したので、実害はない。
 ICレコーダーをUSB接続し、メモリに保存した音源ファイルを転送。さらに別のカードリーダーを接続して、音源ファイルを再転送。SDカードをMac-miniで直接読み込んで、目的達成である。
 現段階ではこの手法が最も確実でエラーが少なく、作業時間も少なくて済む。お役御免と思っていたXP、まだまだ出番があるということ。

 余計な作業に時間をとられてしまい、録音は遅々として進まない。1曲に最低でも5テイクは必要で、どうにか使えそうな音源がようやく2曲。まだまだ時間がかかる。