2014年10月13日月曜日

布絵に挑戦

 新オリジナルCDのジャケット&レーベルデザインを進めているが、メイン画像のほかに、空間を埋める補助的な画像が決まっていない。
 メイン画像に合わせた植物系の写真をダミーに使っているが、1枚目ではここに「ちぎり絵」によるイラストを当てた。1枚目のタイトル「誰も知らない夜」のイメージに沿った月と山をあしらったもの。

 2枚目なのでガラリ雰囲気を変える考えもあるが、反対に似たイメージを部分的に踏襲する考えもある。考えたすえ、ふと「布絵」なるものを使ってみたくなった。
「布絵」、つまりは布を使ってイラストを描くもので、基本的な考えは「ちぎり絵」に近いが、風合いは少し違ってくる。
 2枚目CDのタイトルは「夢のしずく」に決まっているので、それに沿ったものが望ましい。まず、素案をサラサラとスケッチしてみた。


 ベースはサイロと畑。実は当初メイン画像に予定していた、故郷の幌加内町在住の知人が写したソバ畑の写真がヒントになっている。その写真はコンテスト入選により、版権が移ってしまって使用を断念したが、布絵として作りなおせば問題ない。

 以前にパッチワークを作っていたときの端布を見繕い、スケッチに沿って切り抜いて、適当に並べてみた。だいたいイメージ通りで、これに毛糸かヒモで渦巻状の太陽を作り、そこから「しずく」を飛ばす予定。
 台紙に正方形を使ったのは、もしかするとメイン画像として使う可能性がゼロではないから。レーベルデザインとしても使う場合、中央に穴が開くことを考慮しなくてはならず、難易度が上がる。
 何にしても、曲作りや録音、マスタリングとはまた別の、シゲキ的作業であることは間違いない。