2014年10月19日日曜日

多機能キッチンカウンター

 昨日から今日にかけ、息子夫婦から頼まれている多機能キッチンカウンター(分別ゴミストッカーと食器棚、カウンター台をかねたもの)の制作に没頭していた。
 材料は息子から預かった1×4材と、昨秋の南壁改修工事で余ったKD材のヌキ板。作業場はいつものウッドデッキで、折しも日ハムがクライマックス・シリーズの真っ最中。ラジオをポケットに入れ、イヤホンで聞きながら作業した。
 1×4材は息子が本棚を作ろうと一部加工までやったが、忙しさで頓挫した代物。買ってからしばらく経ったせいか、ソリやねじれがひどく、この選別にまず一苦労した。
 柱と天板の全てを1×4材とKD材ヌキ板で作ってしまうのが基本構想で、息子のお嫁さんがまだ単身住まいだったころ、作ってあげたワゴンと似た作り方になる。
 柱に相当する縦材に狂いは許されず、正面のゴミ袋を隠すカバー部分は、多少狂いがあってもよい。この基準にしたがって材料を区分しつつ、切断。開始が遅かったこともあり、1日目はこれで日が暮れた。


 2日目の今日は早めに起きて、午前中から作業開始。仕上がり寸法はおよそW1460×D440×H850で、このままでは我が家の軽自動車に積んで運べない。そこで全体を3つのパーツに分けて作り、搬入後に組み立てる手法をとった。

 狂いを一部カンナで修正するなどしつつ、夕方までに天板加工を残して、ほぼ完成。キリのよいところまで仕上げるべく、珍しく電気を点けて17時半まで作業した。


 日ハムも奇跡のような逆転勝ちをおさめ、ヤレヤレと部材を家に運び込んで座りを確かめたら、なぜか一部にガタつきがある。
 不信に思って各部の直角を確かめたが、問題ない。あちこち調べた結果、ゴミ袋カバー部のねじれた板を強引にビス止めしたことにより、歪みが脚部にまで至っていることが判明した。試しにねじれ板を外してみると、ガタつきはなくなる。

 狂った板は目隠しにすら使えないことを知る。手持ちの1×4材がなくなったので、狂いのないKDヌキ板を加工して代替するしかない。修正作業は明日に持ち越しで、大物DIYは簡単には終わりそうにない。