2010年5月15日土曜日

モエレ沼ハイク

 気温が久しぶりに20度に迫り、天気もよいので、絶好の花見日和ではないかと決め込み、勤めから戻った妻を誘って、近隣のモエレ沼公園へと向かった。

 モエレ沼公園に出かけるのは、昨年10月の還暦コンサート以来で、なぜこんなに間隔が空いたのかと考えてみたら、この冬は母の入院騒動やそれに続く施設への入居、実家の水道凍結騒動、超ハードな仕事のスケジュールなどが重なり、とてもそんな余裕などなかった、という結論に落ち着いた。


 まずはガラスのピラミッドに入り、「モエレの一年展」という展示イベントを見る。文字通り、2009年度にモエレ沼公園で催された主なイベントを季節毎に写真で振り返る、という展示会で、当然ながら私が主催・出演した「夕映えフォークコンサート・ガラスの時間」も、パネル張した立派な写真がちゃんと展示されていた。
 おそらく職員が撮った写真だが、妻と二人で懐かしく見た。まだ7ヶ月前の出来事だが、すでに記憶の中に封じ込まれた、良き思い出である。
 その後、サクラの森まで歩いて、定番の花見。しつこい寒さのせいで、去年よりも10日ほど遅い。
 桜はほぼ満開だったが、若い木々の中には、ほとんど花をつけていない物もあった。あまりの寒さで、花を咲かせるエネルギーがないのだろう。しかし、幹の太い熟年サクラは、いつもと変わらない花の勢い。さすがである。


 その後、いままで一度も足を踏み入れたことのない沼のほとりを、あちこち散策。さらには近隣の大型スーパーへと移動し、妻の買物につき合う。
 久しぶりに長い距離を歩いてちょっと疲れたが、よい気分転換になった。仕事はあるが、今日は仕事を一切せず、ゆっくりするつもり。