2010年5月11日火曜日

ロビーコンサート

 午後から近隣の土木センターに町内会の新設街灯を市に移管する手続きに行く予定だったが、ついでに隣にある地区センターにも顔を出そうと思った。

 地区センターには以前に面談に出向き、弾き語りシンガーとしての正式な届け出は済ませているが、具体的な活動に関しては、まだ連絡がない。
 先月末にようやく今年度の事業計画が動き始めたことは正式サイトの情報で把握していたが、相手がNPO法人なので、こちらから動かねばダメなのかもしれない、と思った。

 まずは電話で連絡してみると、だいたい予想していた展開で、春先のコンサートはスケジュール的に無理で、夏以降の具体的なプランはまだ白紙状態らしい。今後のことに関し、直接出向いて打ち合わせることになった。


 最初に土木センターで街灯の移管手続きを済ませ、その足で打ち合わせに行く。事前にこちらで出した1時間30分のソロコンサート企画は集客面の問題で、そのままの採用は難しい印象がした。
(先方はあくまで集客にこだわっている)
 あれこれ検討するうち、年に数回実施するフリーマーケットの日に、通路となるロビーでミニコンサートをやれないか、との話になった。
 そもそも通りすがり形式のロビーコンサートは、当初私が先方に持ちかけた企画で、他のイベントとのタイアップなら、集客をことさら意識せずに済む。

 問題がいくつかあり、聴き手の層が下は5歳から上は80歳程度と、とてつもなく広いこと。これは過去のフリーマーケット時のデータである。さらには、コンサートの時間がフリーマーケット開場1時間後の11時を希望していることだった。
 聴き手の幅に関しては、老人ホームの夏祭りとほぼ同じで、充分に対応可能だが、午前中のライブは元来苦手だ。
 最近の徹夜仕事のしわ寄せで、11時は下手をするとまだ寝ている時間。しかし、以前は遠方のディケアセンターで、同じ11時開始のライブをかなり経験し、それなりにさばいた。こちらも工夫次第で、何とか対応できるだろう。
 かくして、次回7月末のフリーマーケットの折に、40分程度のミニコンサートをソロでやらせていただけることになった。聴き手はフリマが目当てで、歌はおそらく二の次。感覚としては路上ライブにやや近い。
 初めて経験する場になるが、6月上旬にPAや照明のチェックをかねたリハをやらせてくれるそうで、ここで方向を見つけたい。

 デジカメを忘れたので、携帯のカメラで会場となるロビー(アトリウム)を撮影してきた。いまは絵を展示中だが、天井が非常に高く、吹き抜けを通して2階からも聴ける。音は良さそうだ。
 あわせて、8月下旬に実施のミニ演芸会への出演も打診された。これは100人程度が収容可能な体育ホールが会場で、落語や手品、踊りなどの中に叙情歌の30分ライブを想定。歌があれば、全体のバランスも良くなるという。
 こちらの聴き手は60-80歳ということで、あまり問題ない。時間が充分にあるので、まずはロビーコンサートを乗り切ってから、ということにしたが、流れとしては、こちらもやる可能性が高い。