2010年5月12日水曜日

浴室水道栓の修理

 昨夜21時過ぎにメールで新規の仕事が入ったが、何となくヤル気がせず、珍しく23時前に寝てしまった。締切は今日の夕方なので、午前中に起きて片づけようと思いつつ、眠くてなかなか起きだせない。10時近くにようやく起きた。日頃の疲れが溜まっているらしい。

 外は一日遅れの雨。家庭菜園にはよいが、やたら寒い。2階の室温計を見ると、何ということか、18度を切っている。予報では一日中雨で、気温も上がる気配はない。すぐに暖房のスイッチを入れた。
 仕事はそう難しくなく、14時にはだいたい終わった。1年前に始めた頃は1件5時間はかかっていた図面が、いまは半分以下の時間で終わる。作業プロセスを日々改良しているので、まだまだ発展途上。
 雨がちょっと小振りになったのを機に郵便局から銀行へと回り、母の暮らす施設の経費の支払いを済ませた。
 先月までは実家近くに済む長姉に、お金のことはすべて任せてきた。父が生きていた頃からの慣習だったが、三回忌を折に姉妹兄弟で協議した結果、不動産やお金に関わることは、今後一切私が担当することに決まった。
 仕事をしながらなので多少は煩わしいが、長男でもあるし、やれと言われれば、受け入れざるを得ない。


 夕方までに仕事は納品し終え、その後延ばし延ばしにしていた浴室の水漏れを修理する。
 建てて10年を過ぎたが、最近になってバスタブの水道栓がわずかに漏れる。「コマ」と呼ばれる部品のゴムパッキンを交換すればよいのだが、まずは水抜きである。

 水抜きの手段には2通りあって、外の元栓を閉める方法と、屋内にある水抜き栓を使う方法だ。これまで屋内の水抜き栓は一度も使ったことがないが、よい機会と考え、季節を問わず対応可能な屋内栓を初めて使ってみた。
 写真上の赤丸部分がそれで、最近の北方住宅の代表的な水抜き栓である。大半が脱衣室あたりの床にあるはずで、私の実家のようにトイレ内も含めた2カ所に別れている場合もある。

 ドライバーやプライヤーを使って対象となる水道栓を分解したが、以前に住んでいたマンションとは構造が違っていて、最初はコマの位置がよく分からなかった。
 入浴の時間になったのでいったん中止し、その後のネット検索でようやく場所が判明。夕食後に再度トライし、写真下のように探し当てた。分解した順にパーツを並べてあるが、細かいビスまで含めると、全部で10個もの部品になる。
 本当はもう片方の水道栓も交換したかったが、あいにく予備のゴムパッキンが1個しかない。ひとまず片方だけで今日の作業は終了とした。