2008年10月3日金曜日

新車がやってきた

 あいにくの雨だったが、新しい車がやってきた。写真の通り、三菱のekワゴン。ほぼこちらの希望通りの仕様だった。
 色は熟慮のすえ、これまでと雰囲気を少し変えてクールシルバー。スバルミニ360(金茶)→スバルレックス5(白)→ホンダシビックプロ(白)と乗り換えてきたが、おそらくこれが最後の車であろう。
 タイプで分けると、360cc軽乗用→550cc軽商用バン→1300cc普通商用バン→660cc軽乗用、と乗り換えたことになる。中古か新車かの分類では、最初だけが中古で、あとの3台はすべて新車。最初の中古が故障が多くて懲りたので、以降は新車と決めている。
 価格の変遷は、20万→50万→100万→100万といったところか。ぐるっと回って元の軽自動車に戻ったわけで、以前に書いた「小さく生きる」という最近の生活コンセプトと、ピタリ合致している。


 さっそく妻を乗せ、買い物がてら試乗してみた。マニュアル車なので運転に関する大きな戸惑いはないが、キーレスシステムを始め、電動ミラーや電動ウィンドウ、エアコンやらデジタル表示の計器類など、慣れぬ最新機器にしばしたじろぐ。
 バリバリの新車なので仕方ないが、クラッチやギアチェンジが、まだまだ硬い。当分は慣らす必要がありそうだ。

 心配していたパワー不足は、少なくとも市街地では何らハンデを感じない。マニュアルだから、加速もバッチリ。エンジン音も静かで、座席がこれまでより高く、見晴らしがよくて非常に運転しやすい。商用と違ってシートも布製で高級感があふれているし、揺れてがたつく感じもしない。
 いうことなしのようだが、めったに乗らない高速でのパワーは未知数。高速は年に一回乗るか乗らないかだし、乗ってもスピードはあまり出さないから、そう心配はしてない。
 妻がひとつだけクレームをつけたのが、室内幅の狭さ。マニュアルなので、ギアチェンジの際に、うっかりすると肘がふれあう。軽だから、普通車に比べて10センチは幅が狭い。これはやむなし。
 定員がこれまでの大人5人から、大人4人へと少なくなったが、大人数の来客のときには、多少困ることが起きるかもしれない。こちらもそうなったときに考えよう。
 燃費に関してはまだデータ不足。公称22Km/Lだが、街中でそれは無理だろう。運転に工夫し、何とか18Km/Lくらいは確保したいが。

 8月末にモデルチェンジしたばかりで、フロントグリルのデザインが写真のようにメッシュ状になった。個人的にはこれまでのシンプルな横スリット状が好きだったが、これまたやむなし。セキュリティが大幅に向上したので、そちらを評価すべきだろう。
 車種やタイプにもよるが、他社がモデルチェンジを機に、相次いで値上げをしている。当初予定していた2社が候補から脱落した理由がこれ。欲しいマニュアルタイプで値上げをしなかったのが、三菱に決めた大きな理由。あれこれ言っても、最後は予算ですか。