ところが、この「ギリギリにバックさせる」という技が、結構苦手。もともと運転は下手だが、車庫入れのミスで自分の車にキズをつけたことが、過去に幾度かある。
我が家の車庫の後ろは、鋼板波板製の外壁で、もしもぶつけてしまうと、車と壁の両方がイカれる。その事態だけは、何としても避けたい。
最初は真横にある物置の壁を目印にバックしていたが、屋根下に完全に入れるには、外壁から10センチくらいまでバックさせる必要がある。イイカゲンな目見当では、非常に危険だ。
レンガは建物基礎にぴったりつくよう、さらに平レンガで調整する。こうすると、タイヤがブロックに当たり、車止め代わりとなるのだ。花壇用ブロックの角は丸いので、タイヤは安全。
花壇用ブロックは本来、穴の部分を利用した傘立てとしてポーチ横に置いてある。しかし、玄関内部にも別の手製傘立てがあるので、使うのは年に数回。万一使うときは、縦に起こしてやれば済む。
いいアイデアが出るには、やっぱりある程度の時間が必要だ。そして、たいていの難問には、必ず最適な解決策がある。