材料は手持ちのリサイクル材(解体などで出た古い材料で、まだまだ使えそうなものを保存してある)でほぼ足りる。家具ではないので、見てくれは二の次。大事なのは耐候性と強度だ。
主な材料は解体した居間のテーブル天板。OSB合板とヌキ板があり、両方をそれぞれ使う。
基本構造は、砂利床の上に直置きしたブロックの上にタイヤを4本並べ、周囲を木材で隠す。正面が最も面積が広いので、ここにOSB合板を使い、ヌキ板は側面に使う。
材料の切断加工と取付け枠を一部固定したところで、今日の作業は終了。時間は充分にあるが、一部足りない材料をホームセンターで買ってこなくてはならない。
午後、妻を助手席に乗せて最寄りの警察署に、新車の車庫証明手続きをしに行く。新車にしてから妻がよく同乗するようになった。見晴らしがよく、乗り心地がいいせいだろう。
今日は移動中ずっとCDを聞いていた。宇多田ヒカルと、サイモン&ガーファンクル。これまではカーラジオとレトロなテープ再生機能しかなかったので、車内で音楽はあまり聞かなかったが、CDが聞けるようになってからは必ずかける。
いちおうステレオなので、音はすごく良い。少なくともこれまでの車と比べると、雲泥の差。この程度の音は昨今ではごくフツーなのだろうけども、質素な暮らしを続けてきた我が身にとっては、まるで天からのササヤキのように聞こえる。幸福の実感って、やっぱし相対的なモノですわ。
最寄りといっても警察署までは10キロ以上もあるので、途中ガソリンスタンドで給油。新車にサービスで入れてくれるガソリンは、ほんのスズメの涙である。
いつものように3,000円分だけ頼んだら、ほとんど満タンになってしまった。価格を見ると148円/L。前回より、20円近くも下がっている。どうりで入るはず。
ガソリンの量はタンクの60%くらいにしたほうが燃費が向上する。軽自動車だからタンク容量が小さいせいもある。次回からは、2,000円分だけ入れることにしよう。
帰り道、ホームセンターに寄って足りない材料を買う。長さ1820の木材2本で、この種の長材が車内に積めることが、新車選択の条件のひとつだった。
いざやってみると、写真のように材料を斜めにしてやれば、座席は一切畳まずに簡単に積めた。サイドブレーキ操作の邪魔にもならず、何だか拍子抜け。なかなか使い勝手のよい車です。