昨年の車庫建替え時に、屋根材のオンデュリン・クラシックを利用した雨樋を自作した。メーカー仕様にはない独自の判断だったが、雨樋としての機能はまずまず。1年が経過した。
しかし、端材利用のせいで長さがやや足らず、降雨量が多いと壁際端部から雨水が溢れて下の物置まで落ちてくる。車庫屋根と母屋外壁の隙間は新しい防水シートで塞いたばかりで、同時に雨樋の隙間も修正すべきだった。
現状の車庫雨樋 |
いったん既設の雨樋を外し、じっくり検討。単純に壁まで移動すると、反対側の雨水落下部がうまく収まらない。雨樋位置はそのままで、新たに短い雨樋を追加することにした。
端部に切り込みを入れ、内側に折ってコーキング剤で固定。既存雨樋との重なり部にもコーキング剤をはさんでビス固定した。
壁際に雨樋を追加 |
続けて現状で雨樋のない東半分にも雨樋を設ける。
1年使ってみて、全面雨樋の必要性を感じた。特にダラダラ続く融雪水が通行時にうっとうしい。屋根の土埃が雨で流れ落ち、下のコンクリート床を汚すのも気になる。
屋根材の端材がまだ残っていて、L=670の雨樋が3本取り出せる。水漏れリスクのない継ぎ目なしが望ましいが、新たな投資をするほどでもなく、継ぎ足して使うことにした。
雨樋支持材は既設と同じワンバイフォー材を使用。予め柿渋を塗って準備しておいた。既設よりも水勾配をやや急にし、水下端部を既設雨樋の下に差し込むようにする。継ぎ目長さは140弱、コーキング剤を充填したうえでビス固定した。
雨樋を地面へと導く斜め樋は、カーテンレールを再利用した既存品をそのまま転用。取付け位置の変更だけで済ませた。
16時過ぎには作業終了し、実地テストは先になると思っていたら、19時近くに突然の雨。さっそく様子をみたが、問題なく機能している。
一昨日処置した屋根と外壁隙間からの雨水漏れもいまのところない。併せてしばらく追跡調査したい。