2020年9月6日日曜日

壁と車庫屋根の隙間

 先日の大雨による対策として、郵便ポストを急きょ防滴仕様に変更したが、その続編として、ずっと構想にあった車庫と母屋の隙間ふさぎをようやく実行した。

 母屋の大波鋼板縦張りと車庫屋根端部の直線部との間に、どうしても隙間ができる。新築時から続く課題で、いろいろと対策を施してきたが、決定的な手段は見つからなかった。
 設計時点で母屋の中間部に大きめの水切りを設置し、その下に車庫屋根を差し込むスタイルにすれば問題は解決する。自宅で学び、以降の設計には反映させた。失敗を重ねて経験値は向上してゆくものだ。

波板の隙間から雨水が落ちる

 水切りを新たに設置するのは難しく、昨年の車庫建て替え以降はプチプチ緩衝材を隙間に差し込んで凌いできたが、やはり雨は漏れてくる。

 新しい対策として、遮光ネットを使うことを思いついた。窓外に張った分の残りがあり、色は屋根と同じ黒。ネット状で柔らかく、詰め込むには絶好。その上からコーキング剤をのせると、さらに効果は増す。


 手持ちの遮光ネットを幅260で細長くカット。両端を折り返してミシンで縫い、横につないで3メートル余にした。車庫屋根に上ってプチプチ緩衝材を撤去。壁を清掃したのち、遮光ネットを丸めたりねじったりしながら、波板の隙間に棒で順に押し込む。
 最後にアンバー色のコーキング剤を隙間を中心に充填。これまでやった中では、最も効果がありそうな感じはする。


 見積もりが甘く、遮光ネットの長さが足りなくなった。物置側の一部に外したプチプチ緩衝材を再度充填。コーキング材も使い切ってしまい、この日の外作業は打ち切り、充填する遮光ネットを追加でミシン加工した。
 明日はコーキング剤を買って、残った部分を作業する。雨はしばらく降らない気配で、効果を確認するのは少し先になりそう。