2020年9月7日月曜日

ライブスクリーン完成

 材料の購入とスタンドの仮設置、収まりのチェックまで済んでいたコロナ対策用ライブスクリーンをようやく完成させた。
 思いついてからすでに2週間余が過ぎている。日々の諸事雑事に追われ、趣味関連の作業はどうしても優先度が下がってしまう。


 0.1ミリ厚、幅910×3000の透明ビニールを半分に切り、1.5メートル長×2枚にする。シワをとるため、広げて室内に数日干した。
 上端を95折返し、端部から50の部分をミシンで直線縫いして袋状にする。滑る素材は扱いにくいが、ミシンが新しいせいか割とすんなり縫えた。

 折り返した端部をさらにミシンで直線縫い。これにより袋状の部分が2ヶ所できるが、径15のパイプを通すのは下の袋部分。上の袋はシートを水平パイプから上に50突き出すための加工で、非常時はパイプを通して直接吊り下げることもできる。
 2本のパイプのうち、L=1000の長いほうに吊るすシートは単純に袋状に縫うが、L=750の短いほうに吊るすシートは端部150を縫わずに開放しておく。
 2枚のシートを吊るしたあと、内側で150の分を互いに重ねて上下をクリップで止める。下のクリップはヒモでスタンドにしばる。

左側が幅の広いシート

 事前にテストを繰り返したので、ほぼ構想通りに完成した。幅は1750で床からの高さも1750。床からのマイク高さが1450で、口から仕切り上端までの飛沫防止最低高さ300を確保した。

 さっそく歌ってみたが透明度は抜群で、圧迫感はあまり感じない。2つのスクリーン幅が異なるため、設置に使ったマイクスタンドの柱も中心からうまくずれている。
 実際のライブ依頼に結びつくかどうかは不透明だが、弾き語りの飛沫防止対策はひとまず整った。


 作業の合間に車庫屋根に上り、昨日やり残した母屋外壁と車庫屋根の隙間ふさぎを継続。未処理部分は全て終わらせた。
 結果としてコーキング剤は2本余を使用。あとは雨を待って効果を確かめるだけ。