2020年9月24日木曜日

パッシブ給気口を交換

 1月にアマゾンで買ってあったパッシブ換気用の基礎給気口をようやく交換した。
 新築時に設置したのはΦ150のガラリ付きステンレス給気口。本来は換気口として使うもので、開けたり閉じたりはできない。
 ところが、実際にパッシブ換気を運用してみると、コンクリート基礎に設けた給気口は、冬期には50%くらいに絞って使うと効率がいいことが判明した。

 現状の基礎給気口は2つあり、冬期は片方の給気口に断熱材をはめこみ、完全に閉ざすことで50%をキープしていた。
 給気口を閉じるのは10月上旬、開けるのは3月下旬ころで、この年に2回の作業がけっこう面倒で煩わしかった。

以前の基礎給気口〜冬期閉鎖作業中

 ごく普通の長方形基礎換気口なら、簡単に開閉が可能な構造になっている。同様に外から一発で開閉が可能になれば便利だろうと考え、同じ機能を持つサビに強いステンレス製Φ150給気口「水上金属WRR150」をネット検索で探し当てた。
(送料込1,490円で買ったが、2,972円に上っていた

10メッシュ網付き〜開閉は中央のツマミで

 10月も間近で、交換するならこの時期である。当初は既存の給気口を完全に取り外し、丸ごと交換するつもりでいた。
 ところが、防風カバーとガラリ&金網を取り外してじっくり観察すると、取付はかなり頑丈で、下手に外しても元のようにきれいに収める自信がない。
 新しい給気口のサイズを測ってみると、既存の枠内側にギリギリ入りそうだった。


 そこで急きょ方針を変更し、既存の枠は残して邪魔になる4個のカバー取付ネジだけを撤去。枠の内側を軸付き砥石で磨いて滑らかにし、新しい給気口を押し込んだ。

 すると周囲に隙間もできず、ぴったり収まった。コーキング剤等は使っていないため、必要に応じて簡単に取り外せる。最近テストした停電時のカーバッテリによる家電駆動時には、電源ケーブルをここから屋内に取り込める。
 隣りにあるもうひとつの基礎給気口は常時開放にしているので、今後もそのままで使う。10年に1度くらいの掃除は、物置内に設けた点検口からやる予定。