2020年9月12日土曜日

長女夫婦の来訪

 首都圏在住の長女夫婦が北海道旅行の途中で家に寄った。例年は夫婦共通の趣味であるスノボーをからめて冬にやってくる。しかし、今年はコロナ禍で中止。
 しばし時間を置いての旅だったが、まだコロナが終息したわけではなく、正直「なんでこの時期に?」という戸惑いはあった。
 末息子のお盆帰省もそうだったが、感染リスクの高い親世代はじっと引きこもり生活に耐えているが、子供世代にとって長い禁欲生活は難しいのかもしれない。最近の新規感染者に若い世代が圧倒的に多い背景はそのあたりか。

 当初は途中の観光地で合流しないかとの打診もあったが、慎んで辞退。我が家に一泊する計画も変更し、夕食だけを共にすることになった。


 15時過ぎに我が家に到着。公共機関での感染リスクを避け、4日間の移動手段は空港で借りたレンタカーである。珈琲とワッフルで一息ついたあと、16時過ぎには妻が料理をテーブルに並べ始めた。
 メニューはサモサ、骨付き鶏の唐揚げ、おでん、イカ飯、ゆでトウモロコシ等々、前夜から妻が張り切って準備した手料理だ。デザートには前夜私が作っておいたラズベリーアイスをふるまう。
 話題の中心はやはりコロナ。娘は週に2度出勤のリモート勤務中心の生活、その夫は月1回だけ出勤のリモート勤務という徹底ぶり。仕事での感染リスクは少なそう。
 趣味は車移動によるキャンプや山登りが中心で、混みそうな場所は上手に避けている。私は10代からのアウトドア派で、子供たちが小さい頃はキャンプやハイキング、登山やスキーを家族で楽しんだもの。
 そんなアウトドア志向を受け継いだのは、なぜか長女だけ。うまい具合にその夫もアウトドア派で、時に一人で野に出かけることもあるという。類は友を呼ぶ。

 車の運転があるため、アルコール類は一切なく、計4時間ほどで早めのお開きとなる。駆け足だったが、互いの安否を直接確かめられてよかった。