外壁材の南側端部見切り材を加工し、エコ塗料を塗る。乾くまでの間、東側壁下地に補強材を1本追加。内部棚板支持材をかねて1本入れたが、位置が下過ぎて中間にもう1本必要とわかった。
床根太が仕上がったので、開口部の中央に柱を1本入れる。1800長が必要だが、手持ちの再生材が残り少なくなった。1本のツーバイ材を縦に挽き割りし、一部を壁見切り材に使い、残りを柱に使うことにする。
柱の位置は棚板や引戸錠前に関わってくるので、フランス落しの現物合わせで慎重に決める。その後、乾いた壁見切り材を固定したところで、昼食となった。
午後から一気に片づけるつもりが、急な眠気に襲われる。昨日から身体は睡眠を求めている。居間ベンチで30分限定の昼寝を決め込む。
14時前から午後の部開始。ウッドデッキに半年近くUVシートをかけて保管しておいた最後の再生OSBパネルを取り出し、採寸した床寸法に従って切断。4本の柱と4本の間柱、さらには補強金物が取付けてあり、正確に位置を採寸してノコで切り欠く必要があった。
OSBパネルを車庫側に移動し、1本ずつ測りながらただちに墨出しをし、その後まとめて一気に切り欠いた。
ぴったりハマると思いきや、微妙に引っかかってしまう。3〜4度の修正のすえ、ようやく収まった。邪魔になる金物部分は、ノミで強引に切り落とした。
珈琲タイムもそこそこに、床をビスで固定する。これでようやく収納らしくなった。休む間もなく、引戸の修正に取り掛かる。
実は右側の引戸が微妙に固い。柱の下端に生じる隙間を修正した際、戸車の位置を高くしたせいだった。気に入らないので上端の枠をいったん外し、枠の溝をドリルとノミで1〜2ミリ深く彫り直す。今度はピタリ収まって、開け閉めはスムーズになった。
ついでに一部の枠とOSBパネルに発生した隙間にも、クサビを打って修正した。さらなるついで、引き戸用に切り欠いた上枠の下に、切り欠いた端材をホワイトボンドで接着。
機能的な意味はなく、枠の見込み寸法をそろえる意匠上の措置だが、見てくれをおろそかにしてはいけない。
機能的な意味はなく、枠の見込み寸法をそろえる意匠上の措置だが、見てくれをおろそかにしてはいけない。
予定分の作業をすべてやり終え、残るは内部棚板と錠前の設置だけとなった。3月から始めた車庫&物置の建替え作業は終わりに近づき、無事にやり遂げた満足感と同時に、奇妙な愛惜感にも襲われる。
解体により発生した再生材は無駄なく使い切り、かなりの材料費を浮かした。残った材料でそのうちまた何か作るかもしれない。命尽きるまで我がDIY作業に終わりはない。