2019年8月18日日曜日

雨が降る前に

 早めに起きて、10時過ぎから車庫付属物置作りを継続。天気予報がまた変わって、晴れは明日までらしい。雨の降り出す前に、屋根と外壁防水シート張までは終わらせたい。一部に面倒な作業があり、工程的にはギリギリだった。
 まずは屋根材の切断をする。車庫本体に使った波板屋根材が1枚だけ残っていて、物置用として3分割。棟用として、余っていた屋根材を縦に切り裂き、2山分を2枚調達した。

 続いて敷居と土台をコーススレッドで固定。さらには、屋根と鴨居を支持するツーバイ材の梁をスクリューボルトで車庫柱に止める。
 鴨居の固定は引戸の収まりに関わってくるので、誤差は許されない。補助材を使いつつ、慎重に作業。裏側からコーススレッド6本で止めたが、念を入れて表側からもカスガイで固く止めた。


 ここまでが午前中の作業。気合を入れてやったので、順調に進んだ。午後からはOSBパネル張の準備にとりかかる。
 ウッドデッキ下で保管してきた古いOSBパネルは、防水シートの劣化のせいでかなり濡れている。外に出して乾燥させる必要があった。
 軸組は壁下地と構造補強をかね、外側からOSB構造パネルで止めるが、問題はビス止めが不可能な建物側の壁。当初はこの部分だけ内側から止めるつもりでいたが、そうすると防水処理が甘くなってしまう。
 熟慮のすえ、軸組の半分だけを組立て、その状態でOSBパネルと防水シートを先張りするという変則工法を選択した。車庫柱と土台部分には細いリブをOSBパネルに先張りし、内側からそのリブを軸組に止める。


 文章にすると簡単だが、柱や梁をいったん仮組みし、内側から軸組の位置を墨出し。全体を外して平面位置に置き、墨出し線に合わせてOSBパネルを切って、OSBパネル裏側からズレのないようビスで軸組に止めるという、デリケートで面倒な作業だった。
 この壁背面にはパッシブ換気の給気口があり、それに合わせて点検用の穴も開ける必要がある。電動ノコによる一発切りを初めて試みたが、9ミリ厚のOSBパネルということもあり、非常にうまく切れた。

 再度の位置合わせをし、防水シート(アスファルトフェルト)を張って正位置にセットするまでが今日の目標だったが、あいにく日没サスペンデッド。明日に持ち越しとなった。
 難しい部分は終わり、材料の選別と加工も大半が終わっているので、雨の前にどうにか終わる感じがしてきた。