2019年8月21日水曜日

雨への備え

 朝起きると予報では曇りのはずが、強い陽射しが照りつけている。気温も24度ほどで、濡れてしまった物置を乾燥させるには絶好の条件だった。
 起き抜けに物置を覆っていたUVシートを外し、乾燥を促進させる。朝食もそこそこに、9時45分から作業を始めた。

 昨日加工しておいた屋根端部の補助材をまず取り付ける。続いて間柱4本の中間部に横タルキをかませる。外壁材の中間支持用だが、内部の棚板支持材としても使う。
 続いて野地板としてのOSBパネルを野地タルキの上に張る。


 あれこれ作業するうち、濡れていたOSBパネルがほぼ乾いたので、外側から防水用のアスファルトフェルトを張ることにした。
 風で破れるリスクを避け、ウッドデッキ側で寸法通りに切断したが、いざ張り始めると風はそれほどでなく、一気に張り終えた。タッカー代りの大型ホチキスが大活躍。


 外壁の防水シート張りが一段落したので、午後からは屋根野地板張りに取り掛かる。夕方にはまた雨が降るような予報が出ていたが、降り出す気配はない。

 まず完成した車庫に上り、棟材として設置済みの波板1枚を取り外す。屋根波板は車庫と同じ材料だが、棟材の一部を物置の鼻隠し兼用の水切りとして転用する必要に迫られた。外した棟材は後日、幅広い2山分の波板に交換する。
 波板を水切りに転用するのは初の試みで、メーカーのマニュアルにもない。しかし、やってみると思惑通りにピタリ収まった。屋根材の余りが無駄なく使え、鋼板水切り700円が不要になる。水切れに関しても、テストした限りでは問題なかった。

ケラバの処理は外壁材施工後

 短い珈琲タイムをはさみ、寸法通りに切断済みの屋根波板を固定する。流れ方向のつなぎは今回なく、余裕がある横方向の重ねは3山分とった。固定に必要なL=75コーススレッドが残り少なくなったが、ギリギリ足りた。

 最後に棟部分と引戸鴨居部分をまとめて2山分の波板でカバー。車庫本体と同じ手法だが、きれいに収まった。


 17時半くらいまでに、予定していた全作業を終える。未着手の正面引戸部分は雨に備え、UVシートで開口全体を覆った。これにより、完成までの雨に対する最低限の備えはようやく整った。
 今後の予定として、車庫屋根棟部分の補修→引戸→外壁→内部造作、という緊急性の高い順に片づける。まだまだ先は長い。