2019年8月22日木曜日

電動ノコで本実加工

 午前中、車庫の屋根に上って、昨日取り外した棟材の補修を行う。1枚はすでに物置屋根に転用済みで、今日は波板2山分の余り材2枚を使って交換&補充を行った。
 これまでの棟材は波板1山分しかなく、強風で雨が水下から吹きつけたり、凍結した雪によるスガ漏りの危険性があった。

波板1山分の棟材(修正前)

 波板を棟材へと転用するノウハウはすでに会得しているので、作業は難しくなかった。瞬間最大風速18Mを超す強風で、最後の最後で怪我をしてはならず、ヘルメットをかぶってしがみつくように作業を終わらせた。
 はみ出し分の波板を固定するのに、一部長いビスを使ったが、まずまずの仕上がり。これで気ががりがひとつ解消された。

波板2山分の棟材(修正後)

 妻の求めに従い、午後からはま寿司で昼食。外食はほとんどしないが、月に数回の回転寿司だけは別。新聞チラシに折り込まれるクーポン券を使うため、支払いは2人分で千円に満たない。ささやかなゼータクである。
 帰宅後、睡魔に襲われて居間ベンチで30分ほどうたた寝。物置の雨対策が終わって、ちょっと疲れがでた。
 風は強いが雨は降ってなく、思い直して17時くらいからウッドデッキで物置引戸の準備をする。

 引戸は枠材に面材をはめこむタイプ。風雨にさらされる場所なので、薄い合板ではさむフラッシュ戸は避けた。
 枠材は30×40のプレーナー材を中心に下端横材のみ30×60を使い、枠にはめ込む面材は9ミリ厚OSBパネルを使う。


 枠材を使うと丈夫で塗装を施せば風雨にも強いが、面材をはめ込む本実加工が面倒だった。
 トリマーなどの専用工具は持ち合わせてなく、鴨居の溝を彫った際のテクニックを使い、電動ノコで地道に本実加工をやることにした。

 鴨居のような幅広部材ではなく、縦長の部材に溝を掘るので、まず3本の部材に5ミリの貫通穴を開け、120ミリの長いビスで横から固定してから作業した。(あれば150ミリくらいのクランプ固定でも可)


 本実の深さは10ミリで、幅も10ミリ。鴨居よりも電動ノコを走らせる回数は少なく、その分作業は楽だった。
 最後に9ミリ幅のノミでバリを削り落として終了。やれるメドは立ったので、この日の作業は1本だけで終了とした。