2018年10月9日火曜日

循環液補充からの解放

 今シーズン初めて暖房目的でポータブル石油ストーブを点火したので、本格的な暖房シーズンに備え、暖房ボイラの循環液を2シーズンぶりに補充した。

 2016年夏に交換して以来、最初のシーズンはかなりの補充を強いられたが、2シーズン目からなぜか循環液水位が減らなくなり、結局一度も補充することなくシーズンを終えた。
 とはいえ、水位は基準範囲の1/3あたり。価格の安い半密閉式システムのボイラなので、自然蒸発による定期的な循環液補充は必須。緊急性はないが、久しぶりに補充することに。


 使うのは専用の補充液(イオン交換法による高純度精製水)。まず、上部にある投入口のビス4本をゆるめ、蓋を外す。内部にある小さなゴム栓を外し、補充液を投入。数値を厳密に知りたかったので、計量カップを使った。
 投入量は400cc。上限ぎりぎりまで入れようかと思ったが、80%ほどの位置にとどめる。思っていたよりも水量が少なくて拍子抜け。今後の補充ペースは現時点で不明だが、2Lある精製水は当分持ちそうだ。
 この種の作業、この19年ずっと私が担当してきたが、家庭状況によっては、女性がやったり外注に頼ったりするケースも少なくないのだろう。
 たとえば薪ストーブのような原始的暖房形態なら、メンテナンスは煙突掃除くらいで済む。(これはこれで大変な作業だが)あらゆる場面で機械化が進み、暮らしは便利になっても、機械の定期メンテナンスや寿命による交換などの新しい面倒さが発生する。

 身体が動くうちはいいが、加齢に伴ってこの種の面倒さを処理できなくなる自分が怖い。もし次なる暖房ボイラ交換の機会があるなら、循環液補充が不要の密閉式システムにすべきかも。
(その後、10/11に今シーズン初めて暖房ボイラを点火した)