現状の玄関アプローチ部には180個のレンガを敷き詰めてあるが、玄関前に車庫基礎をかねた鉄筋コンクリートを全面に打てば、これが不要になる。工事前に全て撤去しなくてはならず、考えたすえに、これを南側の隣地境界に並べることにした。
車庫の解体は雪解け以降なので、雑草の勢いが弱まり、断続的な雨で地面も柔らかくなっているいまが作業には最適の時期だ。
まず雑草を取り除き、現状より地面を少しだけ掘り下げる必要がある。先日買った草取り鍬で効率的に作業。土が隣地に飛ぶので、ブルーシートで養生しながらやった。作業中に隣りの奥さんが現れたので、計画を話して了解ももらった。
思っていたよりはかどり、1時間ほどで道路側の4.5メートルを処理し終えた。南側隣地との境界部は全部で15.5メートルあるが、順調なら雪が降る前に終わるかもしれない。同じ要領で、予備車庫スペースの雑草全面すき取りもやれそうな感触。
母が暮らす施設で先週火曜に実施された定例打合せで、一日の大半を置き畳の上で座って過ごす生活を安定させるため、座椅子を使ってはどうか?との打診があった。
提案があったのは、角度が14段階で調節可能な肘掛けのタイプ。この種の備品は利用者の負担となっている。商品はニトリ製なので現物を確かめてから買うべく、土曜日に近くの店に出向いた。
ネット通販と同じ品が並んでいて、価格は5,990円。当初はブラウンを買うつもりが、布カバーの質感がいいグレーを選択。やはり写真と現物とでは微妙に感覚が違う。
商品は大きな段ボール箱に入っていて、このまま施設に持ち込むと出すのに手間取りそうだった。自宅で取り出してから運ぶことにする。
組み立ては一瞬だったが、背もたれと座面をフラット状態に戻す方法が分からず、取説にも記載がない。試行錯誤のすえ、いったん限界まで倒すとロックが外れることに気づく。
14時半ころに施設へ運びこみ、さっそくセット。母は昼食後に午睡(昼寝)のはずだったが、今日はなぜか起きていて、包帯巻きのリハビリ作業中。職員さんと共にとりあえず座らせてみたが、角度やクッション、肘掛けの按配が絶妙で、姿勢も安定した。
その後、ケアマネや介護責任者の方に見ていただいたが、なかなか好評だった。今後、頭部と本体のリクライニングや補助クッションを微調整し、本格運用するという。介護用品ではないが、現状の母には必需品になりそうだ。