2017年11月23日木曜日

特養への再転居

 母が老健施設へ転居してちょうど1年が過ぎた。老健施設は本来医療ケアとリハビリを目的とする介護施設なので、ずっと居られるわけではなく、症状が回復すればいずれ転居しなくてはならない。
 転倒の不安は常につきまとうとはいえ、1年を経て身体機能や生活もある程度は安定してきた母なので、先日のケアプラン検討会議の場で、次なる施設への入居申し込みをするよう促された。

 先月実施された介護度審査では昨年に引き続き、要介護3の認定を受けた。期間は前回より延びて2年間。
 寝たきりではなく、普段は車椅子も使ってないが、やがて98歳となる高齢で、時に私のことも全く認識しない。まずは妥当な結果と思う。

南側隣地の住宅がようやく完成

 要介護3は特養(特別養護老人ホーム)に入居可能なレベルである。特養はどこも待機期間が長いが、いまお世話になっている老健施設では、入居が決まるまでいてよいと言われている。
 以前から申し込むべき特養の話はあったが、先日の会議の席で2つの施設の申し込み書類を渡された。まず近いほうの施設に電話連絡し、今日担当のケアマネージャーと面談してきた。
 場所は自宅から車で7分という近距離。歩いても1時間はかからず、何かと行く用事が多いので近いということは大きなメリットだ。
 施設は新しく、しかも4年前に弾き語りボランティアで行った別施設の系列。いろいろ話すうち、担当の方が私の歌を覚えていてくれた。なんでも以前はその施設で働いていて、新施設完成により、移動でやってきたそうだ。
 いま母がいる施設も弾き語りボランティアの人脈で探し当てたものだが、今回もまた歌で縁がつながった。書類が整い次第、申し込むことになりそうだ。