2017年11月10日金曜日

仮想ディスクの圧縮

 今年6月にヤフオクで買ったMacBookは主に1階居間で使っていて、当初からOS10.12が入っていた。
 最近になって夜は2階よりも暖かい1階でPC操作することが多くなり、2階でメインに使っているMac-miniと同じOS10.9にしておいたほうが、アプリ操作面等で何かと都合がよくなってきた。

 そこでOSを10.12から10.9にダウングレードすることを決意。OS10.9は2013年6月リリースだが、ネット環境面でもいまのところ不都合なく使えている。
 今年5月に妻専用として買ったiMacと同じように、以前に作ってあったOS10.9(Mavericks)インストール用USBメモリを今回も使った。


1)インストール用USBメモリを挿してオプションキーを押しながら起動。ディスクユーティリティから全データを消去する。
 今回、単純な「消去」では途中のOSインストールでエラーが出たので、再度トライ。「セキュリティオプション」から「ゼロを1回書き込む」を選択した。約40分で作業終了。

2)そのままOS10.9のインストールを続行。20分強で終えたあと、再起動して「ソフトウェア・アップデート」を実施。ADSL経由なので、1時間ほどかかる。
(アップデートしてOSバージョンを合わせておかないと移行ができない)
アカウント名は新規設定しないと移行ができない)

3)「移行アシスタント」を使ってMac-miniからデータ、アプリケーション、各種設定をそっくり移動。Ethernet経由だが、約3時間で無事に終了した。この間、2台のMacは一切使えないので、ネット操作は3台目のiMacでやった。
新規設定したアカウントは移行後に削除
 こうして家に3台あるMacのOSは全て10.9に統一されたが、MacBookのハードディスク容量が250GBと小さめ。そこで空き容量を増やすべく画策する。
 ターゲットは容量が図抜けて大きいVirtualBoxの仮想ディスクで、予備的マシンのMacBookでは使う予定のない仮想ディスクは除去し、ここで約30Gが増えた。


 可能なものは圧縮をかけて容量を小さくすることに。以降の作業内容はあまりに専門的なので省くが、ネット情報が断片的で分かりづらく、やり終えるまでに丸2日を要した。結果的に10G近くもの圧縮に成功。苦労は報われた。

 仮想ディスクの特徴として、不要ファイルを消去しても空きスペースにゼロを書き込まないと、ディスク容量は増え続けるらしい。使い始めてやがて6年になるVirtualBoxだが、圧縮作業は今回が初めて。
 今後も定期的にやる必要がありそうなので、圧縮作業の要領は備忘メモにまとめて保存しておくことにした。