前回は空腹や眠気を大人がうまくコントロールできず、お接待に失敗したので、今回は慎重に準備した。
家に着く早々にまず食事。とにかくよく食べるので、空腹は機嫌が悪くなる元凶。午前中の1歳記念撮影が長引いて空腹も限界だったが、食べるとコロリと機嫌が戻り、持参のおしぼりケースとスプーンケースで、延々1時間近くも遊び続けた。
店頭に並ぶキャラクター系のオモチャより、本来はオモチャではない生活用具や廃品のほうがよく遊ぶ。かなり変わった嗜好の子で、自分で遊びを工夫できるようだ。将来がちょっと楽しみになってくる。
大人のオヤツが終わったころ、元気に遊んでいた孫娘が、突然目をこすり始める。それまでの経緯から考え、昼寝の時間到来である。ただちに私が抱えて2階へと移動した。
これまでは1階居間の片隅に座布団を並べて寝かせていたが、大人の話し声でよく眠れないのか、不機嫌の元となっていた。食事と並んで睡眠は大事な要素。今回は2階の私達の寝室をカーテンで暗くし、予め布団も敷いておいた。
問題なければそのまま私が寝かしつけるつもりでいたが、やはり親がいないと愚図りだす。階下の息子を呼んだらお嫁さんもついてきて、3人で一緒にお昼寝タイムに突入。
そのまま17時近くまで、一家そろってコンコンと寝てしまう。仕事と子育てで、相当疲れているらしい。その間に妻が夕食の準備。誰も起きてこないので、ギターで静かな曲を歌ってみたら、孫娘が機嫌よく起きてきた。起き抜けはご機嫌斜めが常だが、歌が効いたかもしれない。
その後も一人で遊び続けていたが、夕食の段取りが悪くなるので、19時少し前に風呂に入れることにする。担当はいつものように私だが、やはり泣いた。洗ったあとのバスタブでは泣き止んだので、よしとしよう。
その後、全員で食事。家庭菜園で採りたての枝豆が美味しく、大評判だった。イカ刺しの下に敷いた大葉も自家製。写真にはないが、デザートのラズベリーも夏に自宅で採れた分の冷凍である。ラズベリーはヨーグルトをかけて孫娘にも少しだけ与えたが、喜んで食べていた。
21時にお開きとなり、マンションまで送り届ける。帰り際にバイバイもできるようになり、いよいよ赤ちゃんも卒業か？1歳までが目安の車用ベビーシートが窮屈になり、次なるサイズへの買い替え時期である。
