2017年9月10日日曜日

敬老ライブ第1弾

 12年前に弾き語りボランティア活動を始めた当初から、おつき合いが続いている近隣のグループホーム秋祭りで歌った。
 活動記録を調べてみると、今回が実に31回目のライブ。群を抜く数である。ホーム長さんを始め、ずっと変わらずにいる職員さんや利用者も多く、長い長い家族のような信頼関係が続いている。

 明け方まで雨だったが、イベント開始予定の昼にはカラリと晴れ上がり、暑いほど。昨年は雨に降られて屋内開催となったが、やはり祭りは雨よりも晴れが似合っている。
 トップバッターなので開始20分前には会場に入り、ただちに機材をセット。電子譜面の液晶が強い日差しで見づらいので、照度を最大に上げた。


 ステージの場所が電源からやや遠く、いつものように100Vバッテリを持参して接続。予定ピッタリの13時からイベントは始まった。珍しくアンコールなどあって、20分強で7曲を歌う。

「さんぽ」「高原列車は行く」「星影のワルツ」「365日の紙飛行機」「矢切の渡し」「まつり(北島三郎)」「また逢う日まで(アンコール)」
 セットリストは1週間前から決めていたが、前日になって急に気が変わり、2曲を差し替えた。
「旅の夜風」→「365日の紙飛行機」、「北酒場」→「矢切の渡し」という変更で、あまりに古い曲やテンポの早すぎる曲は受けない、との記載を過去ブログで見つけたのがその理由。
 いつからかこの施設では、大半の曲に手拍子が入るようになった。これは無視できない事実で、手拍子の打ちにくい曲は極力避けるべきだった。


 だいたい思惑通りにライブは進んだが、聴き手の手を休めるつもりで入れた「星影のワルツ」にも手拍子を打つ人がいて、ちょっと困った。受ける曲だが、文字通りワルツなので手拍子は合わせにくい。その分ゆっくり歌うことで、どうにか格好はついた。

 時間通りに終わって、ただちに場を空けようとすると、進行のNさんが突然「アンコール!」と言い始める。打合せに全くなかったが、古すぎず、手拍子の合わせやすい「また逢う日まで」で応じた。
 次の演者であるエイプリルさんに引き継ごうとしたら、ボーカルのユキさんが近寄ってきて、「菊地さん、すぐ帰ります?」と不思議なことを聞く。1年前は母の入院とイベントがぶつかり、終了後ただちに撤収したが、今回は特に予定がない。
 すると、PA一式を貸して欲しい、とユキさんが言う。今回はいつもよりメンバーが増え、伴奏にギターとカホンを加えた3人構成だった。ギターはエレアコで、アンプにつなぎたいような口ぶり。普段はアンプラグドにこだわっているユニットだが、状況が変わったらしい。


 電子譜面だけを取り外し、ギターシールドを含めてそっくりお貸しした。カホンやエレアコの音が予想外に強く、ボーカルにマイクを通すことで、いいバランスになった。
 曲の構成は70年代の昭和歌謡が中心だったが、3人だと音の厚みが違う。PAを使って正解。

 その後、利用者代表による唱歌、お神輿の巡回などあって、14時で出し物は終了。食事会は15時まで続いたが、お土産をたくさんいただいて帰路につく。
 今年の9月は例年よりライブ依頼が多く、今回が断続的に続く7本のライブの1本目。自分の声量にはいまひとつ不満が残ったが、歌の途中で咳き込んだり、高音で音が途切れそうになる不安は解消された。まずまずの出だしである。