2017年9月28日木曜日

さらなる節酒努力

 9月に入ってから、酒を飲まない日を増やすことにした。これまでは「2日飲んで1日休む」つまりは、月に10日の休肝日を設けるペースだった。この休肝日を1.5倍にするという試み。

 4年前に大腸ガンを患う前までは毎日晩酌していて、一度に飲む量もいまの1.5倍以上はあった。ガン発覚後は医者の指導もあり、まずは飲む量を半分程度に減らし、半年後には4日に一度の完全禁酒日を設けた。
 しかし、肝機能の指標となるγ-GTP値は、なかなか基準値の50以下にならない。対策として、2015年8月からは完全禁酒日を3日に一度まで増やした。
 努力の成果か、その後γ-GTP値はじわじわと降下を続け、2016年8月には基準値に近い51まで下がった。基準値内に収まるのは時間の問題のはずだったが、なぜか7ヶ月後の今年3月の検査で再び61まで上がってしまう。
 その後摂取エタノール量の多い日本酒を減らすなど工夫してみたが、直近の今年8月の検査ではγ-GTP値が69で微増。一向に下がる気配がない。


 大腸ガン発覚後のγ-GTP値変遷は以下の通りで、3月の値は手術をした病院での定期検査によるもの。8月の値は市の定期検診時のものだ。

・2013年11月:76
・2014年3月:88     ・2014年8月:71
・2015年3月:60     ・2015年8月:60
・2016年3月:55     ・2016年8月:51
・2017年3月:63     ・2017年8月:69

 定期検査のたびに主治医が指摘するのは、γ-GTP値が肝臓ガンや胆道系ガンと密接に関わっているから。特に100を越すと危険らしい。
 さすがに100を超えたことはないが、毎回指摘されるのもウンザリなので、意を決してさらなる節酒に取り込むことにした。
「1日飲んで1日休む」つまりは月の半分を完全禁酒日とし、冷蔵庫に貼ったカレンダーに☓印をつけて自己管理。「飲んだ翌日は飲まない」という単純ルールなので、覚えやすい。
 1ヶ月が経過したが、特に辛さは感じない。加齢に伴って欲も削げ落ちてゆくのか。この調子なら、週に1〜2回ペースまで簡単に下げられそうな気もする。

「酒のお代わりはしない」「宴会のような場には近づかない」という抑制ルールはこれまで通り。飲まない日はノンアル飲料ではなく、主に麦茶を飲んでいる。どんな料理にも合うし、暖かくても冷たくても飲める。何より単価が非常に安く、季節を問わず入手可能。
 次なる血液検査は6ヶ月後だが、成果に期待しよう。