2017年9月18日月曜日

タブレットPC買い換え

 5日前のライブ撤収時に電子譜面搭載のタブレットPCを誤って床にぶつけ、液晶ガラスを割ってしまったことはすでにふれた。画面は点灯するが、タップでの操作を一切受け付けなくなり、もはや使用は不可能だった。
 予備の古いタブレットPCを使い、その後3本のライブは無事に終わらせたが、いつなにが起きるか分からないのが人生なので、何事にもバックアップ態勢は必須。ただちに次なるタブレットPCをアマゾンで発注し、今日それが届いた。
 最初にタブレットPCを買ったのが2012年3月のこと。「Ainol NOVO Aurora」というAndroid4.0搭載機種でIPS液晶が美しく、それなりに使えた。今回活躍したのもこの機種だ。

 譜面を全面的に電子化してから予備の必要性に迫られ、2台目として2014年11月に買ったのがAndroid4.2搭載の「Colorfly E708 Q2」である。このタブレットは処理速度が早く、以後ずっとメインで使ってきた。

無残にガラスが割れたタブレット

 今回急きょ買い換えたのは「iRULU W17」という機種。送料込みで7,890円で、3台の中では最も高性能だが、価格は最も安かった。
(ちなみに3台とも中華Pad、つまりは中国製である)

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iRULU W17/32GB/RAM1GB/IPS液晶/Android5.1

 私がタブレットPCの選択基準としている項目は以下の通り。

・7インチ、重量300g程度(コンパクトに使える)
・IPS液晶1280×800(細かい文字も読みやすい)
・マイクロSDカードスロット(PCで編集したpdf画像のやり取り)
・HDMI出力端子(プロジェクターで表示)
・GooglePlayに対応(各種アプリのインストール)
・価格が1万円以内
 価格以外は電子譜面として使うための必須条件だが、全てを満たす機種は案外少なく、今回も2機種しか見つからなかった。ユーザー評価を基準に最終決定したが、唯一計算外だったのがHDMI出力端子。
 これまでの2機種はminiHDMI端子だったが、今回の機種はmicroHDMI端子で互換性がなく、手持ちのケーブルが使えない。変換アダプタを買うなど、対策が必要だ。


 届いた新しいタブレットをさっそくセットアップした。OSがワンランク上がったため、譜面を閲覧するpdfビュアーの動作は非常にスムーズ。
 カタログには未掲載だった外寸が2台目タブレットとほぼ同じで、重さも285gと軽い。マイクスタンドに装着する手製ホルダーも壊れているが、補修は最低限で済みそうだ。

 この3年間の酷使のせいか、前機種は最近タップの反応が極端に悪くなっていたので、いい買い替え時期だったかもしれない。