2016年8月31日水曜日

台風の爪あと

 昨夜11時過ぎから、急に風が強くなった。雨も混じっていて、直撃は免れたが、あきらかに道南をかすめた台風の影響である。
 普段から風の強い地区なので、風そのものには驚かなかったが、しばらくして南側の窓ガラスを叩く異音が気になり始めた。ブラインドを上げて確かめると、窓外に張った遮光ネットが風で激しくあおられ、窓ガラスを叩いている。
 設置の際は強固に引っ張って張り、少々の風では動かないはずだった。これまで風で破れたことは一度もない。

 しかし、今回の風は尋常ではなかった。たるんでいるらしいネットを外から張り直そうかと、恐る恐る玄関ドアを開けてみたが、とても外に出られる状況ではない。暗い中で作業して、怪我でもしたら合わない。
 短期間に4個目の台風上陸でいい加減イヤ気がさしていたが、諦めて風の静まるのをじっと待った。


 風は1時過ぎに峠を越したが、ブラインドを上げて確かめると、両端の遮光ネットが破れているのが分かる。特に東端部の損傷が激しく、完全に脱落している状態だった。
 念のため西側のウッドデッキ上に張ってある遮光シートの状況を確かめると、こちらはかろうじて原形を保っていたが、南側の一部に亀裂が入っている様子だった。


 一夜明けて被害の状況を確かめる。遮光ネットは4枚の縫い目ではなく、本体そのものが完全に裂けていた。想像以上のダメージだ。
 西端(写真左側)はどうにか使える状態だったが、東端はもはや補修不可能。ハサミで切り離し、すっぱり捨てることにした。

 ウッドデッキ上の遮光シートも縫い目のほつれではなく、シートそのものが破れていた。いずれも9月上旬には外す予定でいたが、何とも間が悪い。
 来年以降の方針として、南側の遮光ネットは100均ダイソーで早めに4枚を入手し、最初からミシンで縫い合わせたうえで設置しようと思う。

 仮に入手が不可能だった場合、代替品の目星はすでにアマゾンでつけてある。1枚で窓全体を覆える大サイズだが、遮光効率がやや劣って、コストも割高。しかし、やむを得ない選択だろう。
 遮光シートはもしかすると、修理可能かもしれない。こちらも不可能だった場合は、アマゾンで同じ品を2枚調達しようと思う。1年先のハナシですが。