2016年8月26日金曜日

ピロリ菌除菌治療

 先日の胃カメラによる精密検査と、それに伴うピロリ菌検査でピロリ菌感染が判明し、除菌薬が処方された。
 薬はちょうど1週間分あり、いったん飲み始めたら、休まずに朝晩飲み続ける必要がある。しかし担当医は、
「おそらくは60年以上も前に感染したはずだから、そう急いで飲み始めなくてもいいですよ」と不可解なことを言う。

 調べてみたら、ピロリ菌は多くが5歳くらいまでに井戸水経由か、あるいはピロリ菌保有者のオトナからの食べ物口移しなどで感染するという。なるほど、60年以上も抱えてきたわけだ。


 ともかくも、薬を飲んで治療はしなければならないが、人によっては下痢や腹痛、口内炎などの副作用が出るという。そこでしばらくライブ予定がなく、万一副作用が出ても支障がない今日から飲み始めることに決めた。

 薬は3種類計5錠もあって、朝晩それぞれ色分けして分類されている。かなり大型の錠剤で、朝食後に一気に飲んだが、最も不安だった下痢は起きなかった。
 しかし、夕食直後に軽い下痢の症状。普段でも冷たい飲み物を飲み過ぎると下痢をする体質なので、薬によるものかどうか、よく分からない。しばらく様子をみたが悪化する気配はなく、腹痛もないので、薬は普通に飲んだ。
 担当医からは何も言われなかったが、ピロリ菌除菌治療中は禁酒を貫いた。コーヒーや脂っこい食べ物も避けるべき、とネット情報にある。
 どうやら治療に悪影響を及ぼすらしく、「除菌の成功率は80%」と注意書きにあったが、根拠はそのあたりか。念のためむこう1週間は、それに従うことにした。