布製にしてからも改良は続き、電子譜面搭載のタブレットPCを保護するタイプに変えたり、下部に同じ幅の看板をぶら下げたりした。
昨年の夏、屋外で使う際に液晶への空反射を防ぐために、着脱式のシェードも使えるようにした。屋外で電子譜面を使う機会は増える傾向にあり、先日合格した赤れんがアーティストの活動が始まると、さらに増すことは確実。
屋外で着脱式シェードを使う場合、布製譜面隠しを同時に使うには、ヒモをいったん外して裏返す必要がある。面倒な作業なので、最近は布製譜面隠しを看板ごと内側に巻き込んでしまい、ヒモはそのまま外さずに看板ナシで使っていた。
しかし、やはり見映えはいまひとつ。布の代りに別の看板を吊るす手段もあるが、風をモロに受けてマイクスタンドが安定しない。
最近になって電子譜面ホルダーを全面的に作り直し、保護ガードとして使う際の収まりが微妙に変わった。看板も傷みが進んでいるので、あらゆるシーンで簡単に使えるよう、全面的に作り直すことにした。
使うシーンは現時点で以下のように日々変化するが、いずれのシーンでもヒモのかけ直し等を一切せず、素早く設営可能な仕組みに改良する。
1)布製譜面隠しの下に看板
屋内の一般的なライブで、最も使用頻度が高い。
2)液晶シェードの上部に看板、下に布製譜面隠し
屋外のライブで、公認された場。(アカプラ、赤れんが広場、一般夏祭りなど)
3)液晶シェードにガード板(看板なし)下に布製譜面隠し
屋外のライブで、非公認の場。(小樽運河や公園など)
シーン2:液晶シェード+看板+布製譜面隠し |
パーツは布製譜面隠し、看板、タブレットガード板、着脱式シェードの4つだが、梱包や組み立てのしやすさを考慮し、全てを210×160にサイズ統一した。(着脱式シェードのみ幅がやや広い)
液晶反射防止用として、看板裏面とガード板表面には黒の色画用紙を全面に貼る。
液晶反射防止用として、看板裏面とガード板表面には黒の色画用紙を全面に貼る。
固定用のヒモも新しくし、目標を全て達成して作業終了。パーツ組み立ての仕組みは説明が難しいが、どのシーンでもスムーズに働いてくれることを期待しよう。