2016年9月2日金曜日

ポリカプラダンで窓結露防止

 昨年秋に窓ガラスの結露防止対策として、窓内側にはめこんだポリプロピレン製のプラダン。(中空ボード)結露対策としてはプチプチ緩衝材なみの効果があったが、直射日光の当たる南側や西側の窓では劣化が激しく、場所によっては外そうとしただけで、簡単に割れてしまうことが分かった。
 これでは使えないので、強度に勝るポリカーボネート製のプラダンに交換することにした。以前にポリカ波板をプチプチ緩衝材の押えとして一部の窓に使ったことがあるが、南側でも全く劣化はなかった。価格は3倍以上もするが、それだけの価値はある。


 4ミリ厚×910×1820の無色透明で2,100円弱。アマゾンとヨドバシカメラで価格差はなかったが、無料で自宅まで配達してくれるヨドバシカメラに決定。一昨日注文したら、翌日にはもう届いた。相変わらず対応が早い。
 まだまだ残暑厳しく、結露対策としては時期的に早すぎる。しかし、予期せぬ台風の来襲で、南側窓外の遮光ネットの一部が破れた。型ガラスのような目隠し効果があるプラダンを、早めに設置しようと考えた。
 届いた昨日は一部残っていた古いプラダンを取り外し、窓の汚れを落として下準備。プチプチ緩衝材で頑丈に梱包されたプラダンを取り出したが、プチプチ緩衝材だけで5Mほどもあった。緩衝材は当分買わずに済む。


 相変わらず暑くてDIYには全く不向きな陽気だが、午後から切断作業を始めた。無駄なく切り取るため、予め紙に1/10で原寸型紙を描く。前回は切断時にカッターで床にキズをつけてしまったので、今回は床板の継ぎ目に合わせて慎重にカッターをなぞった。
 汗が滴り落ちたが、2時間ほどで全ての作業を終えた。

 切断幅は前回とほぼ同じで、1階南側のみW=155、他はW=120である。条件の悪い玄関とテラス窓は、端材を縦に使ってW=188とした。
 ポリプロピレンに比べて強度があるので、プラダンだけで窓内側にぴったり固定できた。


 最も暑い時期に採寸して設置したせいか、伸びによる歪みはいまのところ微量。今後気温の低下により、何らかのストッパーが必要になる可能性はある。

《追 記》
 丸1日経って、長さが973と1590の部材7ヶ所のうち、2ヶ所でわずかな歪みが発生。中央部が窓ガラス面から離れてしまい、このままでは結露を防げなくなる。そこで木材でストッパーを作り、中央部の枠に押し込んだ。
 使ったのは7ミリ厚の壁用パネル材。20×70に加工し、透明ビニールテープを貼って厚みを調整した。状況を見て、長い部材には全てこのストッパーをつけるかもしれない。