2015年6月26日金曜日

火祭り新芽の独立

 昨年8月末に買った多肉植物・火祭りの最新情報である。

 日光不足により徒長させてしまい、葉をいったん切り戻したのが、1ヶ月後の9月末のこと。その後親株からは新芽が育ち、葉挿しした3つの株も無事に根づいて、冬を越した。
 バラバラにして葉挿しした16枚の葉のうち、数枚から新芽を確認したのが先月のこと。こちらも順調に育って、間借り状態だった鉢から、いよいよ独立させてやる必要に迫られた。


 困ったのは、移植すべき鉢である。火祭りはそう大きくならないので、鉢は小さめでよいが、手頃な鉢が見当たらない。買わずに何とか済ませる手段をあれこれ考えるうち、蜂蜜の空容器を加工すれば、何とかやれそうな気がしてきた。
 そのままでは見映えが悪いので、妻が買い集めたソバ猪口を使うことにした。全部で7つもあって、いまは埃をかぶっている古い物。柄が洒落ていて、植木鉢としても充分に使える。

 まず、蜂蜜容器を横に2分割。下半分にはキリで底に通気穴を開ける。上半分はひっくり返し、台所生ゴミ水切り用ネットを2重にして蓋をした。


 それぞれにハイドロボールと観葉植物専用土を順に入れ、葉挿しした容器で窮屈そうにしていた新芽をそっと抜き取り、移植する。思っていたよりもヒゲ根が多数出ていて驚いた。多肉植物は実にたくましい。
 物置の奥から500mlペットボトルを再利用した鉢が1個見つかったので、ついでにこちらにも移植。一部が欠けたマグカップに入れることにした。

ソバ猪口を転用した鉢には2本の新芽を、マグカップには1本の新芽をそれぞれ移植。合計5本の新芽がめでたく独立することになった。


 うまく根づくかどうか分からないので、「親」ともいえる厚い葉はそのまま残した。順調に育ち始めた時点で、いずれ切り捨てるつもり。

 実は別の鉢からも、現時点で4つの新芽が顔を出しているのを確認している。こちらをどうするか、まだ結論は出ていない。
 構想としては、CDスピンドルケース空容器を再利用して浅めの植木鉢を作り、寄せ植えのような形に仕立てあげようかとも思う。これに関する続報はいずれまた。