立方体に近い形状なので、飾り台には絶好。玄関ホールの片隅にあるデッドスペースに置いてみると、ピタリ収まる。12〜3月の冬場は電動除雪機の置き場所だが、夏は空いている。
母の日に息子夫婦からもらったカーネションの花が終わり、本体は庭に地植えしたので、洒落たデザインのニット製鉢カバーが使わなくなった。しばらくはこの鉢カバーを置いていたが、カバーだけではさすがに寂しい。
思いついて庭に咲き誇っている白い野菊(フランスギク?)のうち、強風で倒れた茎を切って投げ込んだ。花瓶には不要になったCDメディアのスピンドルケースを転用。
殺風景だった一隅が、写真のようにパッと明るい雰囲気に変貌。日常の中にあるささやかな幸福感である。
サンスベリアの鉢を大きくしてから、2階吹き抜けのテーブル上には収まらなくなり、1階ベンチ横の観葉植物スペースに移動した。
代りに1階台所サイドテーブルに置いてあったサンデリアーナを2階に移動したが、そうすると台所が寂しく感じる。しばし考えたすえ、サンデリアーナを買った100均ダイソーで、別の観葉植物を買うことにした。
108円という値段の割にはいい品物がそろっているし、万一枯らしてしまっても、悔いのない価格だ。
「ヒポエステス」というギリシャの神々のような名の、ちょっと変わった観葉植物を発見。(写真左)試しに育ててみることにする。
いつものようにペットボトル再利用の鉢に移し替え、長女が母の日に送ってくれたカーネーションの生花が入っていた白い金属製カゴに入れてみると、こちらもいい具合に収まった。
この種の「捨てるにはちょっと惜しい思い出の品」、発想次第で再び輝く。