2015年6月19日金曜日

園芸なる一日

 昨夜は明け方3時過ぎまで夜更かししたが、すでに外は明るくなり始めていた。夏至まであと3日。昼間が最も長い時期である。
 惰眠を貪っていたら、午前中に光回線の勧誘電話で起こされる。最近の勧誘電話には2パターンあって、ひとつは生命保険で残るひとつがインターネット光回線。

 生命保険勧誘には「目下ガンの治療中です」と返すと、先方は「どうぞお大事に」と即座に切る。光回線勧誘には「ADSLの長期契約で、NTT回線とBBフォン電話代こみで月額4,200円。特に不満ないですが」と返すと、同様に先方はアッサリ引き下がる。
 しつこい勧誘電話に長々とつきあっている暇などない。ウソも誇張もないが、どちらも格好の打ち切り文句である。
 そのまま起きて、午前中から園芸関係の雑事をさばく。まずは剪定した庭木の枝を見繕い、20個ほどを2ミリ厚くらいに輪切りする。進行中のアート作品「段ボールコラージュ」に使うためで、昨夜未明に思いついたアイデアだが、これに関する詳細は後日。


 続いて母の日に長女から送られてきたカーネーションの生花についていたアイビー(ヘデラ)をペットボトル再利用の鉢に植え替える。
 枯れたカーネーションは捨てたが、アイビーの元気がいいので、試しに水を入れたコップに差しておいたら、ほどなくして発根した。まとめて3本を培養土に植え替えたが、うまく根づいてくれたらもうけもの。

 ちょっと寂しかった台所カウンターが、一気ににぎやかになった。


 3時のお茶を飲んだあと、少し涼しくなってきたので、外に出て家庭菜園の手入れ。昨日買ってきた枝豆とオシロイバナの種を植え、車庫スペースの真ん中に芽を出したタチアオイを白い野菊の横に移植する。

 枝豆は1週間前に蒔いた2度目の種も思わしくなく、全く芽を出そうとしない。気温は充分に高くなっているので、やはり種が古過ぎるせいだろう。
 今年はいっそやめてしまおうかとも思ったが、妻が採れたての枝豆がぜひ食べたいと言う。結局新しい種を140円で買った。67粒あるので、数回に分けて蒔く。今度こそ芽を出してくれ。
 オシロイバナも同じく妻の希望。私はあまり興味がなかったが、20代の頃アパートの前に種を蒔き、元気に育って楽しませてくれたのが忘れられないという。自分で世話をするというので、こちらも105円で買った。
 言葉通り、オシロイバナの種まきと水やりは珍しく妻が担当。このまま庭の花は妻が担当してくれるとうれしいが。

 母の日に長男からもらい、花が終わって1週間前に地植えしたカーネーションから新しい芽が出て、そのひとつが花を咲かせた。他の茎にも、続々と新しいツボミが育っている。
 鉢植えではダメでも、地植えだと不思議に元気を回復した。植物の生命力の不思議。