2015年5月30日土曜日

消えるリクエスト用紙

 昨日のチカチカパフォーマンスで試した改良版のリクエスト用紙陳列スタンドは、おおむね意図した通りの働きをしてくれたが、ひとつだけ問題が出てしまった。リクエスト用紙をスタンドから抜き取って閲覧する人が集中するに従い、スタンドが動いて倒れてしまったのだ。
 当初から(もしや…)との懸念があったが、第2ステージ終了後に回収に行ってみたら、蝶番で固定してあった脚部分が閉じてしまい、自立できなくなって倒れたようで、どなたかが事務局の看板に立てかけてくれていた。

 椅子として使う際には、脚部上端の3本のビスに座板に開けた3つの穴を固く差し込んでいるので、この種の問題は起きない。陳列スタンドとして転用する際、座板を抜いて脚端部に差し込むので、単に脚部分を開いただけでは、何かの拍子で閉じてしまうのだ。
 明らかに構造的な欠陥なので、再びの改良を試みた。


 いろいろな手段を検討したすえ、持ち運びや操作の確実性などから、1ミリ厚の薄いプラスチック板を座板に似た形状に切り、座板と全く同じ位置に同じ直径の穴を3つ開け、擬似的な座板として差し込んでやる方法にたどり着く。
 端材を使って試してみると、うまく安定する。スタンドから椅子へ転用する際は、擬似的座板はそのままで、上から本来の座板を重ねてやればよかった。
 素材が透明なので、シールを貼って表裏を分かりやすくする。

 さっそく実戦で試したいが、6月は多くのライブ予定で埋まっていて、チカチカパフォーマンスは下旬までエントリーが不可能。来るべき日を待ちたい。


 ところで、陳列してあるリクエスト用紙は、あくまで聴き手のリクエスト検討用なのだが、なぜかそのまま持ち去る方がけっこういる。7〜8枚を準備しても、終わると半分以上が消えている。
「ご自由にお持ちください」とはどこにも書いてなく、あくまでその場限りの閲覧が目的のつもりでいたが、なにゆえに持ち去るのだろうか?
 ケチくさいようだが、A4サイズの両面印刷なので、わずかでも経費は確かにかかっている。

 リクエスト用紙下端には、「チカチカパフォーマンス☆特別枠活動者〜菊地トムノ」との記載が入れてあり、もしかすると次回通りかかった際、すばやくリクエストを出すために、家でじっくり検討するためなのか。そうだとすればありがたいが。