GWの家族花見に始まり、夫婦での支笏洞爺新緑巡りや近隣公園の花散策など、今月は行楽三昧の日々だが、父のお墓のすぐ近くにありながら、もう10年近くも行ってない公園。久しぶりに足を運んでみようかと思った。
事前のネット調査では、チューリップが満開で、スズランが3分咲きとの情報。しばらく行かないうちに駐車料金410円が必要になっていて、入り口付近にある渓流ゾーンは無料だが、その奥にあるお花畑やアスレチックのある中心ゾーンは、有料エリアに変わっていた。
通常は大人410円だが、65歳以上は証明書持参で210円で入れる。この種の割引制度を利用しない手はない。事前に調べて、しっかり保険証を持参した。
今日の運転は長男が担当。かなり奥にある東口駐車場に車を停め、東口ゲートをくぐると、いきなり派手な色合いのチューリップ畑が視界に広がった。
緩やかな丘陵に花のカーペットがうねる感じで、富良野ラベンダー園や美瑛の丘にちょっと似た印象だ。
快晴だが平日なので、人はほとんどいない。絵本のような異空間を、ほぼ独り占め、いや4人占めである。
花の丘を下り、水の広場を迂回して、スズランの小径へと移動。起伏の激しい道が続いたが、この日は妻の膝の調子がよく、あまり問題なく歩けた。
公園の名の由来にもなったスズランの群落は、陽当りのよい場所だけが7分咲き程度で、まだまだ咲き始め。見頃はあと1週間後くらいか。
14時45分くらいから歩き始めて、16時10分に散策終了。どこにも座らずに、ほぼ歩き通しだったが、楽しい時間を過ごせた。
帰路に六花亭真駒内店に寄って、ピザと珈琲で空腹を満たす。妻の携帯に内蔵の万歩計で調べたら、5,000歩近くもカウントされていて、びっくり。妻の年齢と身長体重から指定された推奨歩数は5,000歩なので、買って初めて目標を達成できたことになる。
普段は都会の雑踏の中で1日を過ごす長男夫婦も、いい気分転換になったと、喜んでいた。