2013年9月28日土曜日

社福協・敬老演芸の集い

 3日続きの晴れ。絶好のDIY日和だが、あいにく午後からは近隣の地区センターで実施される社福協・敬老演芸の集いがある。ライブの前後を無駄なく作業にあてるべく、綿密に段取りを練る。

 まずは午前中に昨日やり残した窓下部分の板を張る。その後最も面倒な南東角の長い板を張る。ここには電話線の引込み箇所があり、単純に板を切り欠いてはめ込むつもりが、上端と右側の水切り鋼板が邪魔をして、どうしてもうまくいかない。
 急きょ方針を変更し、電話線を境界に板を2分割し、隙間はあとで防水処理することにした。


 いつの間にか13時近くになったので、あわてて道具類をいったん片づけ、家に入って昼食をとり、ただちに歌のリハーサル。食べた直後で作業の疲れもあってか、声にはいまひとつツヤがない。
 荷物をまとめ、14時過ぎに会場となる地区センターに入る。進行は10分ほど遅れていたが、14時半あたりから急に入れ替わりが早くなり、ほぼプログラム通りの14時50分から歌い始める。
 音響は施設にあるものを使うことになっていたが、電子譜面を不安定な細い譜面台にセットするより、普段使っているマイクスタンド一体型の譜面台が使い勝手がいい。そこでマイクスタンド一式を持参し、マイクのみ施設のものを使って歌った。
 ギターの音はケーブル取りが難しそうだったので、別の専用マイクを使うことにする。ギターは生音の大きいヤマハのエレアコを持参した。
 およそ10分で以下の4曲を歌う。

「高原列車は行く」「浜辺の歌」「青い山脈」「世界の国からこんにちは」


 曲目リストは先月上旬に提出済みで、プログラムにも印刷されている。ラストの2曲は毎年恒例の「会場のみなさんと一緒に歌おう!」という主旨の、いわば敬老会的シングアウトである。
 聴き手はおよそ150名。毎度のことだが、この会場はスピーカーの音が非常に聞き取りにくく、ほとんど勘だけで歌わねばならない。体調がいまひとつの割には無難に歌い進めたが、ラストの「世界の国からこんにちは」で、一箇所歌詞を間違えた。

 会場の歌声が「青い山脈」ほどステージに届かないので、気になって一瞬譜面から目を離して会場を見たのが間違い。1番で「サクラの国」を2度続けて歌ってしまった。(本来は片方が「世界の国」)
 間違えた歌詞でも意味は通じなくはない。しかし、あくまで歌詞は歌詞で、しかもプログラムにも印刷されている。普段はほとんど歌わない曲というマイナス面もあったが、ちょっとした気の緩みと集中力の欠落である。反省。
 終了後、顔見知りの街づくりセンターの方と地区センターの館長さんから、来月と来年のライブの打診がある。来月の分は確定だが、来年度の分は未知数。しかし、非常に興味深い企画である。ぜひ実現して欲しい。

 急いで帰宅し、珈琲ブレイクもそこそこに、日暮れまでDIY作業に勤しむ。面倒な部分はすべて張り終え、3Mの長い板も基準となる中央部を張り終えた。あくまで下張り段階だが、ちょっとだけ先が見えた。