2013年9月29日日曜日

脚立吊り下げフック

 昨夜も早めに寝たはずが、ふと目覚めると9時半。余程疲れが溜まっているのか、死んだように眠っていた。
 あわてて飛び起きて朝食もそこそこに木壁張替え作業を始めたが、完全に出遅れた。今日から最も長い3メートルの板を本格的に張り始めたが、窓下の短い部材と違って、高い部分は脚立に昇って作業する必要がある。
 材料の切断と下穴加工は地面でやるが、高い部分の穴あけ&ビス止め作業を昇り降りしながら進めるのは、非常に効率が悪い。
 地面に降りることなく、脚立上でドリルとドライバーを交互に使い分けるには、道具を脚立の突起に吊り下げるための、ちょっとした細工が必要である。
 昨夜、そのための加工を針金を使ってやったが、いざ使ってみるとうまくいかない。試行錯誤のすえ、本体のフックの他に、もうひとつのフックを針金で装着してやると、遊びがあってうまく使えることが分かった。
(写真は改良前で、引掛けがスムーズに運ばず、地面に落としてドリルビットを折ってしまった)


 道具の加工に手間を食い、午前中に張り終えた板はわずか3枚。3メートル長の部材は南東角の端部2枚を含めて全部で25枚あり、これを455間隔で7本のビスで止める。(ビスは両側にあるので、合計14本)この時点で、まだ7枚しか張り終えていない。
 明日は曇りで雨は降らないはずが、予報が急変し、午後から雨に変わった。今日中に一気に張り終える意気込みだったが、残るは18枚。ちょっと難しい感じだった。

 午後からは道具の改良のせいもあってか、少し効率がよくなり、日没までに11枚を何とか張り終えた。残りは7枚で、2時間強あれば終わるはずだが、問題は天気だ。


 板の幅は105あって、写真左側の窓上下の部分は120間隔(隙間15)で張っている。右の窓上下は115間隔(隙間10)、そして中央の長い部分は122間隔(隙間17)で張っている。
 それぞれ微妙に寸法が異なるのは、窓周りを取り囲む鋼板製水切りに、部材をぴったり収めるため。基準となる鉛直の部材を正確にまず張り、そこから電卓を使って厳密に寸法を割り出して張っている。

 下張りなので多少ラフでも構わないといえば構わないが、ここをきちんとやっておくと、今度は上張りの作業が楽なのだ。