2013年9月26日木曜日

難しい外壁木材の選択

 カラリと晴れ上がった。予報によると来週始めあたりまで晴れの日が続くらしい。外仕事をやるなら、いまのうちだ。
 10時過ぎから作業開始。このところ1時過ぎには寝てしまうので、必然的に早めに目が覚める。ほぼ職人に近い生活になっている。人間、目的意識は大事だ。

 半分ほど残った既存の木壁を順調に外す。体力を使うので、昼食にはいつもの麺類にオニギリを1個追加した。腹が減っては仕事がやれぬ。
 14時までに大半を外し終えたが、電話線が貫通している最後の1枚を外すのに手こずった。ケーブルをそのままに、木材の部分だけをノミで切り取る必要がある。慎重に進めるうち、注文してあった木材が届く。本当は昨日中に配達可能だったが、雨の予報と作業の段取りから、今日を指定した。


 最後の1枚を無事に外し、記録のために全体の写真を撮影。既存の木材は実加工された輸入パネル材だが、木の育った気候が北海道とは違うせいか、数年のうちに縮んで隙間ができてしまい、そこから雨水が侵入した。
 黒いアスファルト防水紙の上に継ぎ目の筋がはっきり残っていて、一部には雨水によるシワも見られる。7年目に継ぎ目を塞ぐ目板をあてて対処したが、木材外壁の選択は工法も含めて、本当に難しい。

 今回買った新しい木材は18×105の矩形で、張り方も大和張と呼ばれる単純な縦2段張り。固定も1枚に対して、ビス2本を左右に使う。雨水侵入は改善されることを期待したい。
 夕方までに下地に開いた釘穴や欠損部を補修。汚れた部分の清掃も終わって、明日からいよいよ新しい木材の下張りにとりかかれる。

 ところで、今回は軍手ではなく、初めてゴムラバーの作業手袋を使って作業している。グリップがしっかりしていて、非常に作業しやすい。1双128円だが、値段だけの価値はある。