きっかけはボタン電池で点くLEDイルミネーションをネットで見つけてから。暗い地下通りで小型のイルミネーションをマイクに吊るして歌えば、さぞかし人目を引くだろう…、とまず閃いた。こちらのプロジェクトは別途進行中だが、併行して思いついたのがX'masリースである。
チカチカパフォーマンス自体が道行く市民に向けたものなので、何がしかのサービス精神は必須。普段は歌の構成でそれをやっているが、見た目も大事であることは当然である。季節に応じた飾り付けをやってみる価値は充分ある。
電子譜面台につり合う小型のX'masリースがあればと手持ちのグッズを調べたが、あいにく適当なものが見つからない。なければ買うか作るかだが、まずは自分で作ることから検討した。
素材をいろいろ吟味したが、自然系素材で独自性を出すとなると限られる。結局は自宅南壁をつたうナツヅタのツルを使うことに落ち着いた。
自宅玄関の内外には、すでにこのツルを使った3つの大型リースが飾ってある。今回は持ち運びを考慮し、ごく小型のサイズにした。トップに使うリボンはプレゼントに結んであったものを転用。結びジワはヤカンで沸かしたお湯の蒸気に当てて引っ張ると消えた。
周囲の飾りは当初、ビー玉を布や銀紙でくるんで使おうと思ったが、手持ちのボタンを調べると、赤や金の美しいボタンが多数。木の実に似たボタンも見つかって、どうにかやり繰りできそうだった。
ボタンやリボンは、マジックで黒く塗った造花用の針金で固定。結局材料は全く買わずに、それなりのリースが出来上がった。
このリースをどのようにマイクスタンドに吊るすかは、まだ確定していない。ひとまず電子譜面ホルダーのセンターに吊るしてみたが、この状態でもそう悪くはない。
より見映えを考え、昨日作った布製譜面隠しを背景にし、その手前に吊るすことになるかもしれない。今後実戦でいろいろ試したい。