2012年11月22日木曜日

ミシン三昧

 午後からミシンを引っ張りだし、3つの作業をまとめてやる。まずは布製の中華Padケースの作成だ。
 買った当初、ダンボールを利用したスタンド式のケースを作ったが、別売りの外付キーボードを使う前提のケースだった。しかし、その後中華Pad内蔵のソフトウェアキーボードの操作にすっかり慣れてしまい、外付キーボードを買う気は失せた。

 最近は緩衝材にくるんで適当な布袋に収納し、2階から1階に持ち運んだり、ちょっとした外出時に入れたりしていたが、いかにも間に合わせ。大きさも微妙に異なるので、ひも式の蓋がきちんと閉まらないという問題があった。
 今回は端布を使って、ぴったり収納できる本格的なケースを作った。ベースは以前に台所マットとして買った厚い布の残りを使い、緩衝材にはサンプルで貰ったキルケットの端布を、ベルトはダンボールケースで使ったものを流用した。
 ファスナーは使いたくなかったので、悩んだすえ、形状は単純な洋封筒型に決定。蓋の固定はボタンやマジックテープではなく、ベルトを一周させて裏側ではさんで止める方式にした。
 ちょっと見ると色や形状が江戸時代に庶民が使った巾着によく似ている。まずまずの仕上がりである。


 その後、同じ台所マットの端布を使い、布製の譜面隠しを作る。中華PadケースがPC系グッズなら、こちらは音楽系グッズである。
 これまで譜面隠しは自分で作った画像を印刷し、イラストボードに貼ったものをずっと使ってきた。ところが、この譜面隠しを使わない状況が出てきそうな気配なのだ。代用として何かぶら下げる必要が出てきたが、その第一候補が軽くてかさばらない布だった。これに関する詳細は後日。
 最後に、かなり前に親しい友人から何かのお祝いかお返しにもらったキルケット(寝具)の補修をした。夏用だが、来客時やお昼寝用として30年近くも酷使してきたせいか、先日洗ったときにかなりのホツレを発見した。
 内部の綿が露出しているので、このまま放置はできない。普通なら買い換える時期だが、友人と家族の思い出が詰まっている。捨てるにしのびなく、ジグザグ機能を駆使して、ていねいに補修した。
 夕方までずっとミシンに向かっていたが、木工系のDIYとは違う面白さがある。「自在に使いこなせて、ウラヤマシー」とは妻の弁。