2012年11月10日土曜日

晩秋の買い出し

 明日の町内会冬囲い奉仕作業に備え、近くのディスカウント店にドリンク類を買い出しに行く。本来の防犯担当からは逸脱した職務だが、誰もやる人がいないので、やむなく引き受けている。
 500mlのペットボトルだが、今回は40本まとめて買う。推定重量24Kgほどで、たかが飲物でも馬鹿にならない重さだ。いつもは妻が荷物運びを手伝ってくれるが、あいにく終日仕事で不在。一人で出かけた。


 途中、近隣の浄土宗のお寺に寄り、名物のイチョウの大木を観る。今年は黄葉の時期が大幅に遅れたが、さすがにピークをやや過ぎていた。それでも相変わらずの美しさである。歩道には落葉したイチョウの黄色い絨毯が出現していた。
 ディスカウント店で一気に40本の飲料を運ぼうとしたら、とても無理であることが分かり、結局2度に分けた。事情を話し、領収書はまとめて書いてもらった。その他、個人的な買物も別にあり、こちらのレシートも分けてもらう。
 混雑した時間に恐縮したが、若いレジ担当者はイヤな顔ひとつ見せず、キビキビと対応してくれた。仕事のできるできないは、一見単純作業に見えるレジ業務にも明確に表れるもの。厳しいが、それが人生の現実だ。単純作業を軽視してはならぬ。