2012年7月7日土曜日

直すより買うのが得?

 先日の町内役員会議の席で、8年前に作った防災地図を全面改訂する話が議題に上った。B3サイズの立派なカラー地図だが、今回は市の補助予算がわずかで、仮にやるとなれば、かなりの出費となりそうだという。
 修正部分は新たに開院した病院施設、薬局等の追加と、廃業したスーパーなどの消去である。元になる地図は手元にあるので、修正箇所さえ分かれば、版下原稿作成はたいした手間ではない。
 本来は総務部の仕事だが、担当の方があいにく長期出張で不在。画像加工は私の仕事そのものなので、今回もボランティアとして作業を引き受けることになった。


 地図を6枚に分割してスキャナで取り込み、パソコン上で再合成して元画像をデータとしてまず作る。8年前に責任者として地図作成に関わった方が修正部分のピックアップを同じくボランティアでやってくれることになり、その原稿を元に切り貼り感覚で修正の版下原稿を作った。

 A4版カラーでまず印刷し、2倍に拡大したモノクロ版も作成。会員に配るのはどのタイプになるのか、予算も関わってくるので、細部は上層部が詰めてくれる。
_地図を印刷していて気づいたが、どうもプリンタの調子が悪い。チェックしてみたら、グレーインクにわずかなノズル詰まりがあるようで、クリーニングを一回実施しても改善しない。
 最近、特に「きれい」のモードで印刷した際の印刷ブレが気になっていた。単純に「普通」のモード設定のほうが仕上がりがいいのだ。おそらく「きれい」モードの際に使うグレーインク不調のせいだろう。

 修理に出すべきか迷うが、キャノンの修理費は内容によらず、一律9,450円である。調べてみたら、買ってすでに3年弱が経とうとしている。その前のプリンタも買って3年目に故障し、その3年後にも故障し、修理費に悲鳴をあげて買い替えた経緯がある。
 さらに調べると、A4対応なら5,000円台で新品のプリンタが買える。いまや修理するより買ったほうが安い時代なのだ。これでいいのかと呆れるが、本気で新機種の検討をする必要に迫られている。